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蔦屋重三郎と田沼時代の謎
- ナレーター: デジタルボイス
- 再生時間: 5 時間 41 分
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著者: 童門 冬二
あらすじ・解説
蔦屋重三郎の実像とは? 田沼時代と現代の共通点とは?
東洲斎写楽を世に送り出し、権力にも屈しなかった「江戸のメディア王」の魅力と、彼の生きた時代を読み解く一冊。
《本書「はじめに」より》
「世襲が当たり前であった江戸時代。そんな時代に抗うように一代で江戸のメディア王にのし上がった蔦屋重三郎は、江戸の社会を文化面で牽引する存在だった。
(中略)
経済や社会が発展してその余裕が文化を活性化させたという点で、田沼時代は現代とも重なる部分が多い。そんな田沼時代を象徴する存在ともいえる重三郎を理解することは、現代を生きるわれわれにとっても有意義なことではないだろうか。以下、特に田沼意次の人生やその時代に着目することで蔦屋重三郎の実像に迫っていく。
《目次》
はじめに~泰平の世に現われた江戸の風雲児
●第1章 蔦屋重三郎とは、何者だったのか?
●第2章 蔦屋重三郎が活躍した田沼時代とは?
●第3章 蔦屋重三郎が世に送り出した文化人にはどんな人物がいたのか?
●第4章 なぜ田沼時代は終わってしまったのか?
●第5章 松平定信はなぜ蔦屋重三郎を処罰したのか?
●第6章 なぜ蔦屋重三郎は東洲斎写楽を売り出したのか?
●おわりに 蔦屋重三郎と田沼意次が残したものとは何だったのか