『偶然性・アイロニー・連帯: リベラル・ユートピアの可能性』のカバーアート

偶然性・アイロニー・連帯: リベラル・ユートピアの可能性

プレビューの再生

Audible会員プラン 無料体験

30日間の無料体験を試す
会員は、20万以上の対象作品が聴き放題
アプリならオフライン再生可能
プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
無料体験終了後は月会費1,500円。いつでも退会できます

偶然性・アイロニー・連帯: リベラル・ユートピアの可能性

著者: リチャード ローティ (著), 齋藤 純一 (翻訳), 山岡 龍一 (翻訳), 大川 正彦 (翻訳)
ナレーター: 辻井 健吾
30日間の無料体験を試す

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥3,500 で購入

¥3,500 で購入

注文を確定する
下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら
キャンセル

このコンテンツについて

人間の連帯は,真理の哲学的な探求によって可能となるものではない.他者への残酷さに対する感性を想像力によって拡張することで達成されるべき,目標なのだ.20世紀後半を代表する哲学者が,ありうべき社会はいかに構想されるかという課題に,永遠なる自由の実現というリベラル・ユートピアの可能性を提示する.

CONTINGENCY, IRONY, AND SOLIDARITY

by Richard Rorty

Copyright © 1989 by Cambridge University Press

First published 1989
by Cambridge University Press, Cambridge.

First Japanese edition published 2000,
this e-book edition published 2023
by Iwanami Shoten, Publishers, Tokyo
by arrangement with
Cambridge University Press, Cambridge.©- (P)2024 Audible, Inc.
哲学

偶然性・アイロニー・連帯: リベラル・ユートピアの可能性に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    9
  • 星4つ
    1
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    1
  • 星1つ
    0
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    9
  • 星4つ
    1
  • 星3つ
    1
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    0
ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    10
  • 星4つ
    0
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    1
  • 星1つ
    0

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。

並べ替え:
絞り込み:
  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

圧倒的な我田引水!?

ローティは自身がいうような詩人であり、思想や文学史を読み替える。その選定は洗練され美しい。ただし1つの文がとても長いので、日本語の場合では文末まで否定なのか肯定なのかわからないためにわかりづらいと感じるかもしれない。

個人的には文学作品が道徳観の提示や押し付けから逃れられるかは興味深い。

古代から現代までの思想を独自の論理で表現するのは圧巻である。言語も何もかも偶然に過ぎないし、偶然に左右されるだけにすぎないのに、数々の思想家等はそこに何らかの意味付けをしようとしてきた。

しかしそれは、ある種の“詩”としては人類にとってとても価値がある。たとえそれがこれまでの理論の読み替えや言い換えにすぎないとしても。たまたまそうであった全てに対して、強引な意味付けをして全体主義やテロリズムなどに陥ることもできるのが怖い。その具体的な事例は歴史上にたくさんある。

だから、すべてをある種の“詩”と見なすべきである。この相対化の態度がアイロニーだ。こうした人々の連帯によって社会が再構成されていくべきである、とローティは述べているわけである。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

あなたはこのレビューを報告しました!