エピソード

  • 《1282》最期のとき、経済毒性、レカネマブ、OTC類似薬
    2025/07/09

    【今週の興味シンシン医療ニュース】

    ・最期の時の過ごし方…

    ・若年がん患者の経済的影響

    ・レカネマブ早くも値下げ⁉️

    ・OTC類似薬、医師会見解は!?

    https://note.com/naikaitakeo/n/n9edabd7e128f


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    内科医タケオ先生による「今週の興味津々医療ニュース」では、現代医療が直面する4つの重要なトピックが取り上げられました。


    **1. コロナ禍におけるがん患者の最期の過ごし方**

    国立がん研究センターの調査によると、2021年にがんで亡くなった患者の2人に1人が、最期の療養場所について医師と話し合っていました。これはACP(アドバンス・ケア・プランニング)の普及を示唆する一方、タケオ先生は「逆に半数は話し合えていない」という事実に衝撃を受けたと述べます。望んだ場所で最期を過ごせた割合が約6割に増加した点は好意的に評価しつつも、「身体的な苦痛が少なく過ごせた」と回答した割合が前回調査より減少し、37.3%にとどまった点を深刻な課題として指摘しました。


    **2. 若年がん患者への経済的影響**

    同じく国立がん研究センターの調査で、18〜39歳の若年(AYA世代)がん患者の45%が経済的な影響を受けていることが明らかになりました。これはがん患者全体の24%と比べて非常に高い割合です。タケオ先生は、治療費の負担に加え、就労の中断などによる収入減が重なる「経済毒性」の問題を解説。この世代は就労、結婚、妊娠・出産といった特有のライフステージの課題を抱えるうえ、介護保険の対象外であるため支援が行き届きにくく、制度的なサポートの必要性を訴えました。


    **3. 認知症治療薬「レカネマブ」の薬価引き下げ**

    アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」(商品名レケンビ)について、厚生労働省の専門組織が「費用対効果が悪い」との評価を下しました。これにより、現在年間約300万円とされる薬価が最大15%引き下げられる見通しです。タケオ先生は、この薬が希少疾患の薬とは異なり対象患者数が多いため、医療費全体を圧迫する懸念があったと指摘。薬価引き下げは妥当な流れとしつつ、その有効性については今後の検証が必要であり、高額な薬を保険診療の範囲でどこまでカバーすべきか、社会的な議論が必要との見解を示しました。


    **4. OTC類似薬の保険適用外しへの慎重論**

    東京都医師会の尾﨑会長が、市販薬と同じ成分の医療用医薬品(OTC類似薬)の保険適用外しについて、「ヘルスリテラシーがない方には無理」と慎重な姿勢を示したニュースが紹介されました。タケオ先生は、体制整備を待っていては改革が進まないとし、セルフメディケーションの推進と国民のヘルスリテラシー向上を同時並行で進めるべきだと主張。最後に「ヘルスリテラシー向上のため、都民全員にこのラジオを聞いてほしい」と冗談を交えつつ、情報発信の重要性を強調しました。

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    11 分
  • 《1281》高齢者に使ってはいけないクスリ💊使うクスリ💊
    2025/07/08

    日本老年医学会

    高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025

    https://www.medicalview.co.jp/catalog/ISBN978-4-7583-0497-9.html?srsltid=AfmBOoq4aVjWYTb_q-KFkQd6HK_orVmoLVZsLkbEZRNROTF6pA16NoUk


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    《AI要約》誤字はご容赦!

    以下に、音声内容を1000文字の箇条書きで要約します。


    ---


    ### **高齢者の薬物療法ガイドラインの紹介と自己判断による服薬中断の危険性**


    * **テーマの紹介**

    * 今回は「高齢者シリーズ」として、日本老年医学会が発行した書籍『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025』を紹介。

    * このガイドラインは、週刊誌などで「高齢者に使ってはいけない薬」リストとして引用されることがあるが、その情報だけで自己判断で服薬を中断する危険性について警鐘を鳴らしている。


    * **『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025』の概要**

    * 日本老年医学会が発行した専門家向けの書籍。

    * 医学書としては非常に安価(1650円)で、医療関係者に広く読んでもらう意図がうかがえる。

    * 一般の方向けではないため、購入の際は注意が必要。


    * **ガイドラインの重要な視点**

    * 週刊誌などでは「慎重に投与すべき薬(中止を検討する薬)」のリストだけが注目されがち。

    * しかし、本ガイドラインには「開始を考慮すべき薬(むしろ使うべき薬)」のリストも掲載されており、総合的な視点での薬物療法を提唱している。

    * 必要な薬まで自己判断でやめてしまうと、かえって健康を損なうリスクがある。


    * **「特に慎重な投与を要する薬物」の例**

    * 高齢者では副作用が出やすいため、使用に注意が必要な薬物がリストアップされている。

    * **抗精神病薬、睡眠薬、抗うつ薬など**: 眠気、ふらつき、転倒のリスクが高まる。特に睡眠薬は、非ベンゾジアゼピン系(ゾルピデムなど)も注意が必要とされている。

    * **抗ヒスタミン薬(第一世代)**: 抗コリン作用により、認知機能低下やせん妄のリスクがある。

    * **NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)**: 腎機能障害のリスクがある。

    * **糖尿病治療薬**: 低血糖のリスク管理が重要。多くの種類の薬がリストに含まれている。

    * その他、スルピリド、ワルファリン、ジギタリスなど多数の薬物が挙げられている。


    * **「開始を考慮すべき薬物」の例**

    * 漫然と中止するのではなく、患者の状態によっては積極的に使用を検討すべき薬物も示されている。

    * **抗パーキンソン病薬(L-DOPA)**: パーキンソン病の症状改善に不可欠。

    * **吸入薬(気管支拡張薬)**: COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者には、症状緩和やQOL向上のために重要。

    * **ワクチン**: インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンは、重症化予防のために推奨される。

    * その他、特定の降圧薬(ACE阻害薬)、スタチン系薬剤などが挙げられている。


    * **結論と最も重要なメッセージ**

    * 高齢者の薬物療法は、多剤併用や副作用のリスクから慎重に行う必要がある。

    * しかし、週刊誌などの断片的な情報だけで、医師から処方されている必要な薬を自己判断で中断することは非常に危険。

    * 薬に関する疑問や不安がある場合は、必ずかかりつけの主治医や薬剤師に相談し、専門的な判断を仰ぐことが大切。

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    13 分
  • 《1280》日本老年医学会が立場表明2025‼️
    2025/07/07

    日本老年医学会の「高齢者の人生の最終段階における

    医療・ケアに関する立場表明2025」

    https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/proposal/tachiba.html


    前回・前々回との比較

    https://chatgpt.com/share/686c3448-16ec-8001-8e21-cccaadc40e52

    https://g.co/gemini/share/14a1085c2211


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    《AI要約》誤字はご容赦!

    以下は、音声の内容を1000文字以内で箇条書きで要約したものです。


    ### **日本老年医学会「高齢者の人生の最終段階における医療・ケアに関する立場表明2025」の解説**


    * **概要**

    * この放送では、日本老年医学会が2024年1月末に発表した「高齢者の人生の最終段階における医療・ケアに関する立場表明2025」について解説。

    * これは2012年版から13年ぶりの大幅な改訂であり、現代の高齢化社会の実情に合わせて内容がアップデートされている。


    * **立場表明の10項目**

    1. 年齢による差別(エイジズム)に反対する。

    2. 緩和ケアを一層推進する。

    3. 本人の意思と意向を尊重する。

    4. 人権と尊厳および文化を尊重する意思決定支援(ACP/SDM)を推進する。

    5. 多職種チームによる医療・ケアの提供を推進する。

    6. 臨床倫理に関する取り組みを推進する。

    7. 在宅医療および地域包括ケアシステムを推進する。

    8. 死への準備教育(デス・エデュケーション)を推進する。

    9. 普段の研究の進歩を医療・ケアに反映させる。

    10. 高齢者の人権と尊厳を擁護する医療・介護・福祉制度の構築を求める。


    * **特に注目すべき改訂のポイント**

    * **緩和ケアの概念拡大**:

    * 今回の改訂で、ACP(人生会議)やSDM(共同意思決定)と共に内容が大幅に拡充された。

    * **対象**: がんだけでなく、認知症や老衰などの非がん疾患も緩和ケアの対象であることを明確化。また、本人だけでなく家族や死後の遺族もケアの対象に含まれる。

    * **TLT(Time-Limited Trial)の導入**: 期間限定でお試し治療を行う考え方。効果が不確実な治療(人工呼吸器など)を始めるか迷う際に、期間を区切って試すという選択肢が示された。

    * **本人の意思尊重の具体化**:

    * 家族の役割を、本人の代わりに決定する「代理決定者」ではなく、本人の意思を伝える「代弁者」と位置づけることを推奨。本人の主体性をより重視する姿勢が示された。

    * **意思決定支援の重視**:

    * 欧米とは異なる日本の文化的背景を考慮した上でのACPやSDMの推進が重要であると指摘している。

    * **テクノロジーの活用**:

    * 在宅医療の推進において、IoTやDTx(デジタルセラピューティクス)、DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用が重要であると明記された。

    * **死への準備教育(デス・エデュケーション)**:

    * 核家族化などで死に接する機会が減った現代において、死について考える教育の重要性を学会として表明した点に大きな意義がある。


    * **背景と意義**

    * 2025年問題に代表される急激な高齢化社会(75歳以上人口が2000万人超)を背景に、高齢者の医療・ケアのあり方を見直す必要性が高まっている。

    * この立場表明は、医療現場における倫理的な課題や、より良い終末期を迎えるための重要な指針となる。

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    11 分
  • 《1279》誤嚥性肺炎には、診断・治療・サポーーーーーート‼️
    2025/07/06

    論文はこちら

    "Diagnose, Treat, and SUPPORT". Clinical competencies in the management of older adults with aspiration pneumonia: a scoping review

    https://link.springer.com/article/10.1007/s41999-023-00898-4


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    #医療 

    #健康  

    #スタエフ医療部


    《AI要約》誤字はご容赦!


    以下は、音声番組「内科医たけおの心身健康ラジオ」の内容を箇条書きで要約したものです。


    ### **テーマ:誤嚥性肺炎の最新知見「Diagnose, Treat, and Support」**


    内科医の竹尾氏が、2023年12月にヨーロッパの老年医学雑誌に掲載された誤嚥性肺炎に関する論文を解説。この論文は「Diagnose, Treat, and Support (DTS)」という包括的なアプローチを提唱しています。


    * **はじめに**

    * 週末の緩和医療学会で、イギリス在住の吉松由貴先生が紹介した誤嚥性肺炎に関するキー論文がテーマ。

    * この論文は、誤嚥性肺炎に関する様々な研究を集約し、「診断」「治療」「サポート」の3つの柱で体系的にまとめたもの。


    * **D: Diagnose (診断)**

    * 誤嚥性肺炎の診断は、通常の肺炎との区別が難しく、グレーゾーンが多いのが実情。

    * 高齢、嚥下機能の低下、基礎疾患(脳梗塞、パーキンソン病など)の有無が診断の重要な手がかりとなる。

    * 肺炎だと思っていたら結核だった、心不全を合併していたなど、他の疾患との鑑別診断が非常に重要。


    * **T: Treat (治療)**

    * 基本は抗菌薬(抗生物質)による治療だが、原因菌に対する考え方が変化している。

    * 従来は口腔内の「嫌気性菌」をカバーする抗菌薬が重視されていたが、近年の研究では必ずしもそれを強く意識する必要はないという考え方も出てきている。

    * 特に在宅医療では、1日複数回の点滴が必要な薬は負担が大きいため、1日1回の点滴で済む薬(嫌気性菌への効果はやや弱い)でも十分に治療可能であることが示されている。

    * ただし、肺に膿がたまる「膿瘍」など重症化した場合は、専門的な治療や強力な抗菌薬が必要となる。


    * **S: Support (サポート)**

    * このアプローチで最も重視されるのが、多職種による包括的なサポート。「SUPPORT」の頭文字をとって、以下の7つの要素が挙げられている。

    * **S (Swallow & Nutrition): 嚥下と栄養への介入**

    * 嚥下機能の評価と訓練、適切な栄養管理が再発防止の基本。

    * **U (Underlying Condition): 背景疾患の管理**

    * 誤嚥の原因となっている脳梗塞やパーキンソン病などの基礎疾患をしっかり管理することが重要。

    * **P (Prognosis & Decision Making): 予後予測と意思決定支援**

    * 誤嚥性肺炎は再発を繰り返し、予後予測が非常に難しい。そのため、患者・家族と今後の治療方針について繰り返し話し合う意思決定支援が不可欠。

    * **P (Prevention & Palliation): 予防と緩和ケア**

    * 再発予防のための工夫(後述の口腔ケアやリハビリなど)と、苦痛を和らげる緩和的アプローチを同時に進める。

    * **O (Oral Management): 口腔管理**

    * 口腔ケアは、肺炎の原因となる細菌を減らす上で極めて重要。誤嚥性肺炎の予防の要となる。

    * **R (Rehabilitation): リハビリテーション**

    * 特に食事の際の「ポジショニング(姿勢)」が重要。誤嚥しにくい姿勢を保つことで、安全に食事を摂ることができる。

    * **T (Team Approach): チームアプローチ**

    * この論文の結論。医師、看護師、理学療法士、栄養士など、多職種がチームで連携して患者を支えることが最も重要であると強調している。

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    10 分
  • 《1278》緩和医療学会の感想
    2025/07/05

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    以下は、動画の音声を1000文字程度で箇条書きに要約したものです。


    ### **第30回日本緩和医療学会大会 参加レポート**


    **【学会の概要】**

    * 2023年7月4日・5日に開催された「第30回日本緩和医療学会大会」に参加した感想をまとめたもの。

    * 参加者数は速報値で6,800人、最終的には7,000人を超える見込みで、大変な盛況ぶりだった。

    * 今年から3年連続で福岡(博多)が開催地となり、会場の変更による人出が心配されたが、杞憂に終わった。


    **【関わった企画と感想①:オンライン診療セッション】**

    * 「オンライン診療」をテーマにしたワークショップ(またはパネルディスカッション)に登壇した。

    * 事前に「フランクな雰囲気で」と聞いてユーモアのあるスライドを用意したが、他の演者の先生方のスライドが非常に高尚で、自分の発表だけが浮いてしまい、少し滑ってしまったというエピソードを披露。

    * 自身の発表は「あるある失敗30連発」のような実践的な内容だったのに対し、他の先生方は研究や社会実装の話が中心だった。

    * 緩和医療におけるオンライン診療のあり方を考える良い機会となり、自身の経験を言語化して整理することができた。


    **【関わった企画と感想②:口腔内症状に関するセッション】**

    * 「痛み以外の身体症状」というワーキンググループの一環で、「口の中の症状」に関するセッションを企画した。

    * 心療内科医と歯科医師の先生を招き、多角的な視点から明日から使える実践的な内容がコンパクトにまとめられており、非常に勉強になった。

    * 口の中の症状はQOL(生活の質)に大きく影響するため、医科歯科連携の重要性を再認識した。


    **【関わった企画と感想③:誤嚥性肺炎に関する教育講演】**

    * 最終日の教育講演として「誤嚥性肺炎」のセッションを企画し、座長を務めた。

    * 講師は、話者の元教え子であり、今やこの分野の世界的権威である吉益大先生。

    * 診断や治療だけでなく、予防、食事、口腔ケア、ポジショニングといった「サポ―ティブケア」の重要性に焦点を当てた講演内容は圧巻だった。

    * 内容が豊富で少し駆け足になった部分もあったため、オンデマンド配信での再視聴を推奨している。


    **【学会全体を通しての感想】**

    * 学会30周年記念企画として、歴代大会長のトークセッションにも企画で関わった。学会の歴史と未来を感じ、身が引き締まる思いがした。

    * 全体を通してコンテンツが非常に豊富で、学びの多い充実した学会だった。

    * 対面開催ならではの良さ(オンラインでは得られない学びや人との出会い)を改めて実感できた。

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    11 分
  • 《1277》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
    2025/07/03

    今週もたくさんのコメントありがとうございました!

    以下の宿題提出お願いします!

    (質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)


    ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」

    内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝

    https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou



    《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!

    例)1134


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    #医療 

    #健康  

    #スタエフ医療部


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    以下は、指定された音声ファイルの内容を箇条書きで要約したものです。


    ### 内科医たけおの心身健康ラジオ(1週間の振り返り) 要約


    * **はじめに**: 毎週金曜日は、1週間の放送(今回は第1271回〜第1276回)の振り返りと、リスナーからのコメントや質問に回答する回。


    * **第1271回「先週の振り返り」**: 多くのコメントと宿題提出に感謝。医療監修の話題に触れ、漫画やドラマでは医学的正確さと創作との兼ね合いが難しいとコメント。


    * **第1272回「ジェネラリストとスペシャリスト」**:

    * 両者の役割について解説。特に高齢者医療では、複数の専門科が個別に診るより、ジェネラリストが包括的にマネジメントすることが望ましいとの見解を示した。

    * 産業保健職は、サブスペシャリティを持つジェネラリスト的な役割が多いのではないかと述べた。

    * 「総合診療科は決してあきらめない科」というリスナーの言葉に感銘を受け、同科の地位向上への期待を語った。


    * **第1273回「透析医学会に参加して」**:

    * 大阪で開催された透析医学会の感想を共有。学会活動の様子を一般市民にもっと知ってもらいたいという思いを語った。

    * 患者やその家族が参加するセッションの重要性を強調し、医療者と当事者の相互交流の必要性を述べた。

    * 年末の心療内科学会への参加を促し、自身も演題登録を済ませたと報告。


    * **第1274回「日本語のニュアンスと言葉の定義」**:

    * 「透析をやめる/止める」など、医療用語の定義の重要性を解説。言葉の定義を共有しないと議論が噛み合わなくなるため注意が必要。

    * 在宅血液透析について、自己管理能力や家族の協力、水を大量に使うための経済的・環境的な側面などが必要になると解説した。


    * **第1275回「薬の副作用の考え方」**:

    * 薬の副作用は、造影剤など検査で使う薬剤でも起こりうる。メリットとデメリットを天秤にかけることが大切。

    * ネットで副作用の情報を過剰に調べると不安が増す弊害や、副作用を説明しすぎるとかえって症状が出やすくなる(ノセボ効果)という難しさも指摘した。


    * **第1276回「医療ニュース」**:

    * 日本老年医学会の立場表明について、理想的だが現場のリソース不足や家族の負担増が懸念されるとのコメントに同意。このテーマは改めて取り上げる予定。

    * 緩和ケア病棟への入院は、基本的にがん患者などが対象であると説明。在宅医療では老老介護など厳しい現実が多いことに触れた。


    * **おわりに**: 多くのコメント、いいね、SNSでのシェアに感謝を述べ、心身じゃんけん(パー)で締めくくった。

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  • 《1276》透析医学会講演、フェンタニル、老年医学会『立場表明』ほか
    2025/07/02
    【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・透析学会での講演がNHKニュースに!・フェンタニル、日本が関与!?・老年医学会も「立場表明」・電子処方箋さらに後ろ倒しに…https://note.com/naikaitakeo/n/n2451200f09feこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)* **はじめに** * 内科医の武雄氏が、医療に関する最新ニュース4本を解説。今回は「透析医療の報道」「フェンタニル問題」「老年医学会の見解」「電子処方箋の現状」がテーマ。* **ニュース1:透析医学会の講演がNHKで報道** * **概要**: 6月29日のNHK関西NEWS WEBにて、先週末に開催された透析医学会の講演がニュースとして取り上げられた。 * **内容**: 記事では「透析患者の終末期医療を考える講演会」と題され、透析を受けていた夫を看取った作家の堀川さんが、自身の体験をもとに病気の苦痛を和らげる「緩和ケア」の充実を訴えた内容が紹介された。 * **補足**: この講演は透析医学会全体ではなく、その中の一つの特別講演。記事には講演の一部を切り取った動画や、大会長である大阪大学の猪阪善隆先生のコメントも掲載されており、現地の様子がうかがえる。* **ニュース2:合成麻薬「フェンタニル」の不正流通問題** * **概要**: 6月26日の日経新聞が、合成麻薬フェンタニルを米国へ不正輸出する中国の犯罪組織が、日本を経由地としていた疑いをスクープ報道。その後、駐日米大使もSNSで懸念を表明するなど、大きな問題となっている。 * **医療現場からの視点**: フェンタニルは、医療用麻薬として非常に重要な薬であり、特にがん治療などの緩和ケアには不可欠な存在。その一方で、医師の厳格な管理下でなければ致死的な危険性を持つ。 * **問題の核心と懸念**: 米国で社会問題化しているフェンタニル乱用問題の流通経路に日本が関与していたことは、国際問題にも発展しかねない。しかし、この報道によって、医療で正規に使用されるフェンタニルまでが危険視され、必要な治療を受けている患者が不安になったり、使用をためらったりしないかが懸念される。報道機関には、緩和ケアに関わる医療者の視点も取り入れた、バランスの取れた情報発信が求められる。* **ニュース3:日本老年医学会が「立場表明」を改定** * **概要**: 6月27日、日本老年医学会が「人生の最終段階における医療・ケアのあり方についての立場表明」を2012年以来、11年ぶりに改定した。 * **改定の骨子**: 「全ての人は最後まで最善の医療及びケアを受ける権利を有する」と明記。病気や障害の種類を問わず、苦痛を和らげる「緩和ケア」を一層推進すべきとし、治療やケアの選択は「本人の満足」を基準にすべきだと訴えた。 * **重要な概念**: 現代医療でも治せない病気や老いがあることを前提に、「キュア(治療)」から「ケア(支える)」への視点の転換を促す内容。病気を治すことだけでなく、QOL(生活の質)をいかに維持・向上させるかが重要であるという考え方を示している。* **ニュース4:電子処方箋の導入目標を後ろ倒し** * **概要**: 政府は、医療機関における電子処方箋の導入目標を、当初の計画から大幅に後ろ倒しにし、「2030年までにほぼ全ての医療機関で導入」するという新たな目標を設定した。 * **背景と原因**: 医療現場での導入が全く進んでいないのが実情。その原因として、システムの使い勝手の悪さが挙げられる。特に、医師が電子処方箋を発行するために必要な「HPKIカード」の取得や、マイナ保険証の対面確認が前提となっているシステムは、オンライン診療などでは実質的に利用できず、普及を妨げている。 * **所感**: 導入が進まないのは当然の結果。目標を5年も先延ばしにする形となったが、システムが止まっていないだけ良いと捉...
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  • 《1275》お薬💊の副作用の考え方(ヒロザル🐒さんコラボひとり反省会)
    2025/07/01

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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)

    以下に、音声の内容を1000字以内で箇条書きで要約します。


    ---


    ### **テーマ:医師が解説する「薬の副作用」との付き合い方**


    昨日のコラボ配信での質疑応答をきっかけに、医師の視点から「薬の副作用」について、その考え方と正しい対処法を解説します。


    * **薬の作用と副作用の基本原則**

    * 全ての薬には、病気を治す「主作用」と、望ましくない「副作用」の両方が必ず存在します。これは避けられない大前提です。

    * 医師は、副作用のリスクを考慮した上で、それを上回る治療効果(作用)が期待できると総合的に判断した場合にのみ、薬を処方します。


    * **副作用の多様性と情報への向き合い方**

    * 「副作用」と一括りにされがちですが、その内容はごく軽いものから命に関わる重大なものまで様々です。

    * 薬の添付文書には、発生頻度が非常に低い稀な副作用まで網羅的に記載されています。

    * 現在、インターネットで誰でも添付文書を閲覧できるため、書かれている内容を見て「自分も当てはまるのでは」と過度に不安になってしまうケースが増えています。


    * **【最重要】副作用を疑った際の対処法**

    * 「この症状は副作用かもしれない」と感じても、絶対に自己判断で薬を飲むのをやめたり、量を減らしたりしないでください。

    * まずは処方した主治医に相談することが基本です。医師に直接話しにくい場合は、看護師や薬剤師など、他の医療スタッフに相談し、そこから医師に伝えてもらうのも有効な方法です。


    * **知っておくべき副作用の知識**

    * **時間差で効果が現れる薬**: 抗うつ薬のように、飲み始めに吐き気などの副作用が先に出て、その期間を乗り越えてから本来の効果が現れる薬があります。副作用が出た時点ですぐにやめてしまうと、辛い思いをするだけで治療効果が得られません。

    * **管理しながら付き合う副作用**: 医療用麻薬(オピオイド)では、吐き気は徐々に慣れますが、便秘はほぼ必ず起こります。この場合、下剤を併用するなど副作用を管理しながら、鎮痛という主目的のために薬を継続します。

    * **処方カスケード**: ある薬の副作用を抑えるために別の薬が処方され、その薬の副作用でさらに薬が追加される…というように、薬が連鎖的に増えてしまう現象です。

    * **ノセボ(ノーシーボ)効果**: 「この薬は副作用が怖い」といった不安や、医療者への不信感から、実際には薬理作用がなくても副作用のような症状が出てしまう現象です。医療者との良好な信頼関係が、これを防ぐ上で重要になります。


    * **結論**

    * 薬の副作用は複雑で、自己判断は危険を伴います。副作用が心配な場合は、必ず医療者に相談し、正しい情報に基づいて対処することが大切です。間違っても、自己判断で服用を中断しないようにしてください。

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