
《1281》高齢者に使ってはいけないクスリ💊使うクスリ💊
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日本老年医学会
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025
https://www.medicalview.co.jp/catalog/ISBN978-4-7583-0497-9.html?srsltid=AfmBOoq4aVjWYTb_q-KFkQd6HK_orVmoLVZsLkbEZRNROTF6pA16NoUk
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以下に、音声内容を1000文字の箇条書きで要約します。
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### **高齢者の薬物療法ガイドラインの紹介と自己判断による服薬中断の危険性**
* **テーマの紹介**
* 今回は「高齢者シリーズ」として、日本老年医学会が発行した書籍『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025』を紹介。
* このガイドラインは、週刊誌などで「高齢者に使ってはいけない薬」リストとして引用されることがあるが、その情報だけで自己判断で服薬を中断する危険性について警鐘を鳴らしている。
* **『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025』の概要**
* 日本老年医学会が発行した専門家向けの書籍。
* 医学書としては非常に安価(1650円)で、医療関係者に広く読んでもらう意図がうかがえる。
* 一般の方向けではないため、購入の際は注意が必要。
* **ガイドラインの重要な視点**
* 週刊誌などでは「慎重に投与すべき薬(中止を検討する薬)」のリストだけが注目されがち。
* しかし、本ガイドラインには「開始を考慮すべき薬(むしろ使うべき薬)」のリストも掲載されており、総合的な視点での薬物療法を提唱している。
* 必要な薬まで自己判断でやめてしまうと、かえって健康を損なうリスクがある。
* **「特に慎重な投与を要する薬物」の例**
* 高齢者では副作用が出やすいため、使用に注意が必要な薬物がリストアップされている。
* **抗精神病薬、睡眠薬、抗うつ薬など**: 眠気、ふらつき、転倒のリスクが高まる。特に睡眠薬は、非ベンゾジアゼピン系(ゾルピデムなど)も注意が必要とされている。
* **抗ヒスタミン薬(第一世代)**: 抗コリン作用により、認知機能低下やせん妄のリスクがある。
* **NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)**: 腎機能障害のリスクがある。
* **糖尿病治療薬**: 低血糖のリスク管理が重要。多くの種類の薬がリストに含まれている。
* その他、スルピリド、ワルファリン、ジギタリスなど多数の薬物が挙げられている。
* **「開始を考慮すべき薬物」の例**
* 漫然と中止するのではなく、患者の状態によっては積極的に使用を検討すべき薬物も示されている。
* **抗パーキンソン病薬(L-DOPA)**: パーキンソン病の症状改善に不可欠。
* **吸入薬(気管支拡張薬)**: COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者には、症状緩和やQOL向上のために重要。
* **ワクチン**: インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンは、重症化予防のために推奨される。
* その他、特定の降圧薬(ACE阻害薬)、スタチン系薬剤などが挙げられている。
* **結論と最も重要なメッセージ**
* 高齢者の薬物療法は、多剤併用や副作用のリスクから慎重に行う必要がある。
* しかし、週刊誌などの断片的な情報だけで、医師から処方されている必要な薬を自己判断で中断することは非常に危険。
* 薬に関する疑問や不安がある場合は、必ずかかりつけの主治医や薬剤師に相談し、専門的な判断を仰ぐことが大切。