『遊廓と日本人』のカバーアート

遊廓と日本人

(講談社現代新書)

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遊廓と日本人

著者: 田中 優子
ナレーター: 七海 乃麻
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このコンテンツについて

人権無視の悲哀の場か、日本文化の聖域か。
「日本史の陰影(タブー)」を再考する。
江戸学の第一人者による「遊廓入門」の決定版!
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遊廓は二度とこの世に出現すべきではなく、
造ることができない場所であり制度です。

一方で遊女が、高い教養を持ち、輸入香木を焚きしめ、とても良い香りを放ち、和歌を作り、三味線を弾き、生け花や抹茶の作法を知っており、一般社会よりもはるかに年中行事をしっかりおこない、日本文化を守り継承してきた存在でもあったことを忘れてはなりません。
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【本書の目次】
はじめに
第一章 吉原遊廓の誕生
第二章 遊廓とはどういう場所か?
第三章 遊女とはどんな人たちか?
第四章 男女の「色道」と吉原文化
第五章 吉原遊廓の三六五日
第六章 近代以降の吉原遊廓
終章  遊廓をどう語り継ぐべきか

【本書の内容】
・遊郭は「辺境の別世」「身分のない世界」
・「不夜城」と呼ばれた吉原遊廓
・「色好み」という日本文化の伝統
・井原西鶴が描いた「床上手」な遊女たち
・恋を創るために読まれた「色道」
・江戸の「いい男」「いい女」の条件とは
・遊女を世に知らしめた「洒落本」と「浮世絵」
・遊女の人権が問われた「マリア・ルス号事件」
・吉原遊廓の凋落と消えゆく江戸文化  ……ほか©田中 優子 (P)2021 Audible, Inc.
日本

遊廓と日本人に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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遊郭は売春がメインではなかった

江戸文化の成熟度と洗練度に感心しました。外交問題に発展したことに驚きました。

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わかりやすい

 文体のみならず、ナレーションも良くてするする頭に入ってくる。

 遊郭や遊女とくれば文化的だが、ソープランドや風俗嬢とくれば眉をひそめてしまう。ちなみに任侠や極道もそうだ。暴力団となると反社となる。やってることは犯罪なのに、これが舞台や映画になると文化作品になる。

 本書の中でも触れられているが、歌舞伎の演目もほとんどが犯罪モノ。歌舞伎の出発点は遊女である。それが日本の伝統文化に形作られて行くと同時に、売春の性質を持つ系譜も生まれる。伝統文化と犯罪の違いは、微妙である。だからこそ魅力があるのだろうと思った。

 本書の終盤でも書かれているが、遊女がいなければ今日の伝統文化はなかったかもしれない。すべては、女性が男性社会から蹂躙されるところから始まっている。

 いまの時代から照らすと、アウトなことばかり。やがて伝統文化でさえも、修正される時代になるのかなあと思う。そういうことを考えさせられる一冊。

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遊郭という文化を知るのに悪くない

「はじめに」と「終章」は要らないのでは···まぁ著者の一番言いたいことなのだろうけど
本文の遊郭、吉原についての解釈等は真っ当だと思います。
意外とアイドルという単語は出てこなかったと記憶してます。そのへんも含めて変なこだわりを感じる本書でしたかな

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大変素晴らしい

優子先生の学識の高さや優しさが垣間見える名著です。江戸のお金持ちに生まれたかったです。

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終章とジェンダー観点の素晴らしさ

この本を読んで今年3月の「大吉原展」行くことを決めました。「売春宿」的な側面以外にもさまざまな文化が集中した日本独自の「サロン」であったと。著者特有の現代的視点、男女格差のない視点がとてもハッとさせられ、自分の中の先入観が剥がれ落ちる体験となった。
従来の性産業としての吉原を好む男性、または古い男性にとっては、終章のジェンダー視点に違和感を感じるだろう。

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データの扱い方が変

タイトルと内容が異なるみたいで、科学的冷静さについて疑問。

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フェミ本

遊郭に関する知識が入ってこないわけではないが、言葉の端々にフェミニズムを感じる。
「遊女(=女性)は大変素晴らしい!そんな遊女に非人間的な扱いをする男どもはクソ!」
歴史・教養的な本に見せかけて、そんな主張を押し付けたいだけに感じる。

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