『嘘』のカバーアート

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著者: 北國 浩二
ナレーター: 小室 まゆ美
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このコンテンツについて

あの夏、私たちは「家族」だった――。

息子を事故で亡くした絵本作家の千紗子。長年、父・孝蔵とは絶縁状態にあったが、認知症を発症したため、田舎に戻って介護をすることに。父との葛藤と息子の死に対する自責の念にとらわれる千紗子は、事故によって記憶を失った少年の身体に虐待の跡を見つけ、自分の子供として育てることを決意する。「嘘」から始まった暮らしではあるものの、少年と千紗子、孝蔵の三人は、幸せなひとときを過ごす。しかし、徐々に破局の足音が近づいてきて……。

切なさが弾ける衝撃の結末――気鋭のミステリ作家が描く、感動の家族小説。©Koji Kitakuni (P)2024 Audible, Inc.
現代文学

嘘に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
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    285
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    54
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    24
  • 星2つ
    9
  • 星1つ
    2
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    286
  • 星4つ
    63
  • 星3つ
    15
  • 星2つ
    6
  • 星1つ
    2
ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    271
  • 星4つ
    61
  • 星3つ
    22
  • 星2つ
    9
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    9

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認知症とアルツハイマーが不明瞭

主人公の父親はアルツハイマー型認知症とのことだが医師の説明に違和感を感じる箇所があった。その他の認知症の方への接し方は参考になります。拓未の義祖父への接し方、優しさが頼もしささえ感じました。

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きれいな嘘

オチまで完全に予測できる展開でしたが、その分安心して聴き終えることができました。最初からすんなり映像が頭の中に現れたので文章力の高い著者だと思います。

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久々に泣いた。

読後感に浸り過ぎて、次の本を読めない。著者の本は初めて読んだが、今まで知らなかったことに後悔を覚える。

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初めてついた嘘だった

認知症についても深くなりましたが、ドキドキから始まり、
泣きました

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  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

良かった

ナレーションも内容もとても良かった。
タクミくんが幸せになれますように。。
皆んなが幸せになりますように。。

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とても切なくて、だけど、穏やかで、現代社会のテーマを顕した本だと思いました

主人公と少年と、そしておじいちゃんと、穏やかな、そして小さな幸せをとても感じる内容でした。
虐待と言う大きなテーマ。主人公は、誘拐と言う形をとったけれども、切なくて、そして穏やかで、そして最後は感動しました。ありがとうございました。

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傑作

感動しましたぁ。
嘘の題名で選択し辛かったけど...
サスペンスでありハラハラドキドキの
展開の中に心暖まる、心穏やかになる
生活感のある良い作品と思った。
家族の在り方が血縁では無い事を学んだ
気がする。言い換えれば血縁が邪魔して
しまう事が現実なのかも知れない。
最後は涙が止まらず電車内でハンカチを
手放す事が出来ずに乗り越しそうに(笑)
本当に良い作品だと思った。

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    5 out of 5 stars
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優しい嘘

最後まで聞いて欲しい。一見はちゃめちゃに思えるけれどそれは他人を思いやる嘘であった。

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    4 out of 5 stars

親の愛情は態度にきちんと示すことが大切

(ネタバレ)認知症のお父さんが娘の記憶を一時的に取り戻し会話する一節で涙が出ました。厳しい父ではあったがきちんと娘を愛していたのだと思います。それだけに父は認知症になる前にきちんと言葉や行動で娘に愛情を示す必要があったと思います。社会の厳しさを知っていたのであれば、頭ごなしに反対するだけでなく、娘の主張を受け止めた上で、丁寧に理由を説明するべきだったと思いました。
道端で見つけたタクミがとても頭の良く祖父に対しても優しく接することのできる子供であったためチサコとの生活も上手くいったが、仮にこれが周りの人間に興味を持たず利己的な少年であったら、チサコはそれでも自分の子供として育てていったのだろうかと疑問に思います。自分にも他人にも厳しいチサコとワガママな子どもと共同生活が送れるとは思えず次第に育児放棄に繋がっていったのではないかと危惧します。
チサコは子供を見ていなかった父親を責め、自分を責め、タクミを育児放棄していた実の両親を責め、少々頑固すぎるのではないかな。あの性格は私には受け入れられませんでした。また
誘拐犯で殺人犯が、虐待をしていた両親から子供を救った美談のような終わり方になっているのも少々疑問が残りました。周りの先生や親友に救われただけかと。
悪い面ばかり書きましたが、とても話に引き込まれ続きを聞くのが楽しみになる良い小説でした。またストーリーだけでなく認知症の介護の大変さや制度の理解もでき、そのうち訪れるであろう自分の親の介護に対する覚悟が少しだけできました。ありがとうございました。

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    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

いい作品でした

拓未君が良い子過ぎるヽ(`Д')ノ
みんな嘘付いてるけど、誰か守る為の嘘って心地いい。

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