『さくらのまち』のカバーアート

さくらのまち

プレビューの再生

Audibleプレミアムプラン30日間無料体験

プレミアムプランを無料で試す
オーディオブック・ポッドキャスト・オリジナル作品など数十万以上の対象作品が聴き放題。
オーディオブックをお得な会員価格で購入できます。
30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

さくらのまち

著者: 三秋 縋
ナレーター: 林 勇
プレミアムプランを無料で試す

30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

¥3,000 で購入

¥3,000 で購入

このコンテンツについて

二度と戻らないつもりでいた桜の町に彼を引き戻したのは、一本の電話だった。
「高砂澄香が自殺しました」
澄香――それは彼の青春を彩る少女の名で、彼の心を欺いた少女の名で、彼の故郷を桜の町に変えてしまった少女の名だ。
澄香の死を確かめるべく桜の町に舞い戻った彼は、かつての澄香と瓜二つの分身と出会う。
あの頃と同じことが繰り返されようとしている、と彼は思う。
ただしあの頃と異なるのは、彼が欺く側で、彼女が欺かれる側だということだ。
人の「本当」が見えなくなった現代の、痛く、悲しい罪を描く、圧巻の青春ミステリー!
©2024 Sugaru Miaki 2024 Printed in Japan (P)2024 Audible, Inc.
ミステリー
すべて表示
最も関連性の高い  
失敗をしないよう頭でしっかり考え相手の反応を先回りできる思慮深い人。周りへの気遣いや影響を最小限に抑える人が増えているご時世なのか。「人の弱さ」への本質を突いてくる本。

野暮だが善意のもとで作られた政策が人の感情を分かりにくくさせるのは面白かった。

本作の政策はなくとも現実もSNSや職場や身近な付き合いなど、似たような縛りのある環境・人間関係はあり得るなぁと。友情と恋愛といったシンプルな話じゃ無い点がリアルで良かった。

普通に生きていく時の難しさも設定上の美味さで表現しています。

勇気を出す。さらけだす。自分の直感を信じて行動する。失敗して「またトライしようと思える」未来の自分への信頼が無いと、人は卑屈に孤独に生きることになるなと…環境は恐ろしい。。。


あと、冬の情景からサクラの裏言葉(やらせ)と桜の一瞬の儚さ的な掛け合いは個人的に好きでした。

感受性が鋭く、周りの目線を気にしてまう人、自分の本心をさらけだすのが怖いと思う人ほど刺さりそうな内容だと思います。

本心とは?

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

設定を理解した上でも、登場人物達の心理を理解できないし、感情移入できませんでした。

自分には合いませんでした。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

SFを下敷にした悲恋話で、心を掻き乱される情景とやるせない読後感を与えてくれた。しかし、SF設定にいまひとつ入り込めないモヤモヤ感があった。周囲の人間がプロンプターではないかと精神を病むくらいなら腕輪しなければいいじゃない。あと、すみかが主人公を好きになった理由も分からないし、かすみの最後もすっきりしない。
ナレーションが良かったので、深く考えず雰囲気に浸ることだけを考えて聴くのが良いと思います。

ネガティヴハッピーエンド

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

その点に違和感がありました。この作家さんはそういう作風なのかな?ナレーションは聞きやすかったです。

人称?視点?が時々ブレているような…

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

集中して聞いてると甘噛みが多く、おそらく酷い噛み方をしたときは取り直しているのだろうが音質が悪くなる。マイクの位置を遠くしたのだと思う。また、妙なタイミングで声を張るので「うるさっ」と驚くことも多々。
内容はいつも通りの三秋縋だった。

甘噛みが多い

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

主人公(尾上)の一人称がずっと「尾上」だった部分には少し違和感を感じましたが、ストーリー自体は面白かった。
全容がわかったとき切なくて、でも辻褄が合っていくところが爽快で、ラスト部分はほぼノンストップで聴きました。

切ない!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

この作品の空間?にずっと沈んでいたいなと思わされる作品でした。
三秋さんの作品は全て読んでいます。
この独特な雰囲気が本当に好きです。
次作も楽しみにしています。

刺さる人には刺さると思います

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

前前作の恋する寄生虫から少しずつ二人の幸せな世界の終わりから脱却し始めてきた?ような感じがします
三秋ワールドのすれ違いなどはそのままに終わり方が多彩になってきましたね
作品を重ねるごとにより深みが増してて感動です
三秋先生の次回作が楽しみでなりません

新しい三秋ワールド

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

発想と序盤のテンポの良さで引き込まれたが中盤から終わりは特に感動できなかった。全体的に話の構成が雑なせいで感情移入できない。

以下、不明な点
・澄香が主人公に惚れる理由
・主人公が澄香と鯨井をサクラと勘違い
・主人公が澄香のサクラになれず霞のサクラになる
・主人公が霞と心中しようとする
・主人公は結局、自殺しない

面白いし惜しい

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

最初は理屈っぽくて話が進まないような印象でしたが、なかなかどうして面白かったです。
独特の世界観や言葉の選び方、そういうことだったのかというオチ、さりげないラスト。
ただまだもっと良くなりそうな話で勿体ない気がします。

面白かった

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

レビューをすべて見る