『深夜特急2』のカバーアート

深夜特急2

―マレー半島・シンガポール―

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深夜特急2

著者: 沢木 耕太郎
ナレーター: 斎藤 工
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このコンテンツについて

「あの旅」を斎藤工が全文読む――
26歳の青年の人生を決定的に変えてしまった陸路二万キロが始まった!

狂乱の香港を抜けた先は倦怠のインドシナ。
しかしここでは〈私〉は場違いな存在らしい。
強烈な「臭い」を求めて、旅は続くーー!

一日たりとも退屈することのなかった香港を後にし、バンコクへと飛んだものの、街も人々も自分の中に響いてこない。やむをえず〈私〉は香港で感じたあの熱気を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かう。途中、ペナンで娼婦の館で寝泊まりし、娼婦たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに〈私〉はやっと気がつく。人生と同じように、旅もまた二度と同じことをやり直すわけにはいかないのだった。

第四章 メナムから――マレー半島I――
オートバイはマフラーをつけずに走り廻り、タクシーは爆音を残して発進、バスも絶え間なく警笛を鳴らす。バンコクは東京よりも香港よりもなお、けたたましい街だった。しかし、ここでは〈私〉は場違いな存在らしいことに気がつくのだった。

第五章 娼婦たちと野郎ども――マレー半島II――
マレー半島を南下してゆく途中、〈私〉はペナンで娼婦の館に滞在した。女たちの陽気さに巻き込まれ、ピクニックに出かけたり、ヒモの若い衆と映画を見たり……。ここは滅法面白い宿だが、このままこうしていてもいいのだろうか……?

第六章 海の向こうに――シンガポール――
シンガポールに着き、〈私〉は香港の幻影ばかりを求めて旅していたことに気がついた。今は、中国文化圏に属さない国の、強烈な臭いのする街へ急ぐべきなのかもしれない。そう、あのインドへ――。

©沢木耕太郎 (P)TBS RADIO
エッセイ

深夜特急2に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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登場人物が際立つ

1巻よりもいろいろな国の登場人物がさらに際立ち話のやり取りが面白い。ナレーターも聞きやすい。

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初めてのオーディブル

ナレーション、内容ともにマッチしていていつまでも聴いていられます。
斎藤さん素晴らしい!

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綺麗好きだと無理かな。

割と、このかたは、綺麗好きではないのかな。
普通の人なら、シーツに他人の精液が、
ついていたら、寝られないとおもうが、
疲れていたのか、そこでねられるのが
すごい。
結構、図太い神経の持ち主だとおもう。

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ナレーションが絶妙!

深夜特急の雰囲気に良くマッチした声と間のナレーション。たし蟹「朗読」というより「ナレーション」と言う方が合ってる。
深夜特急は旅中に1巻を文庫で読んで以来なので、聴き放題でしかも耳心地いい感じで聞けるのが嬉しい。
バックパッカーをやってた青春時代が思い起こされて良い。

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ナレーター変えてほしい

オーディブルである以上、外で聞くことも多いかと思うが、声が小さくて聞き取りにくい。特に文章の途中から囁くような話し方になったりと、よく聞こえない。音量を他の本を聞いているときの倍くらいまで上げているが、章を読み上げる声だけは大きいのでびっくりする。本の内容は好きなのに残念。1より悪化している。

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ナレーション不思議な感じ

ナレーション不思議な感じで、だんだん慣れてきた。どちらかというと、眠る前に聴くと、いつの間にか眠れてくる、睡眠誘導材という感じ。私と世代が近いので、今考えるとスマホなし、クレジットカードなし、多分トラベラーズチェックで現金盗まれるの防いでいたのでは?アナログ世代の旅行は今考えると懐かしい。延々と北海道まで夜行列車、青函連絡船に乗って行った大学生時代が懐かしくなった。続き楽しみにしてるよ、斎藤工さん!

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とても良かったです

作品自体は学生時代に大好きだったので良く知っていましたがオーディブルになったとのことでワクワクしながらチョイスしました。書籍の時とは違い新たな良さが随所に。朗読問よりも斎藤さんからお話を聞く感じで改めて楽しむことができました。期待を裏切らない素晴らしい出来です。

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プロに読んでほしい

深夜特急はとても面白いし書籍では何回も読んだ
運転中に聴けるのが良いなと購入したが、3便からが遅すぎる
最初は7月の予定がどんどん伸びて12月31日・・・
芸能人である必然性ないし、最初の話題作りだけでいいでしょう
お願いですからプロにたのんでさっさと発売してほしい・・・・

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ナレーターのおかげ

ナレーターの朴訥とした雰囲気が作品にピッタリでした。書籍で随分前に読みましたが、耳で聞くことでもあの頃の風景を彷彿とさせてくれる素晴らしい時間となりました。

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今は無きアジアの日々

最後の後書きを聞いて、この旅はおそらく80年代初頭あたりだったと推測しました。もう今になってこれらの国を訪ねてもすでに経済発展をしているので別世界のようになってこの本の内容を体感する機会は2度ととないのだと思いと切なくなります。

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