
土葬の村
(講談社現代新書)
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ナレーター:
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荻野 晴朗
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著者:
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高橋 繁行
このコンテンツについて
村人は、なぜ今も「土葬」を選ぶのか?
日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。
入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は99.9%を超える。
土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか?
筆者は「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を30年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた。
それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。
剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。
日本人の精神生活を豊かにしてきた千年の弔い文化を、まだ奇跡的に残る土葬の村の「古老の証言」を手がかりに、詳らかにする。
【本書の内容】
はじめに
第一章 今も残る土葬の村
第二章 野焼き火葬の村の証言
第三章 風葬 聖なる放置屍体
第四章 土葬、野辺送りの怪談・奇譚
おわりに©高橋 繁行 (P)2021 Audible, Inc.
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怪異恐怖記録の集大成 第五弾 26話収録
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ストーリー
私たちが日々実践している文字による言語活動は、長い時をへて形づくられてきたものだ。古代における漢字の受容から、往来物による学びの時代へ。近世の文字文化の多様な展開から、近代学校の成立へ。
著者: 八鍬 友広
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人種主義の歴史
- 著者: 平野 千果子
- ナレーター: 篠田 有香
- 再生時間: 7 時間 47 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
LEFT(I5,100)
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希望!チャプターをさらに細かく
- 投稿者: 匿名 日付: 2025/01/15
著者: 平野 千果子
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日本怪談全集 六
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 11 時間 11 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、 怪異恐怖記録の集大成 第六弾、27話収録
私が最初に怪談に筆をつけたのは、大正七年であった。それは『魚の妖・蟲の怪』と云う、中央公論に載せたもので、『岩魚の怪』と『蠅供養』の二つからなっていた。 ところで、幸か不幸か、其の怪談の評判がよかったので、彼方此方から怪談を頼まれるようになって、長い間怪談ばかり書いた。それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云うような物を手あたりしだいに読んでいた関係から、怪談に特殊な興味を覚えていたことも原因しているのであろう…… 田中貢太郎は「日本怪談全集」の序文でこう語っています。怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集 第六巻」。
「榛名湖物語」 天正十三年十二月二十七日、榛名湖畔に雪が来て、間もなく湖の水も凍ろうとしているときのこと。狩り装束をした十余人の者たちが湖畔から天神峠の下にやって来た。...
著者: 田中 貢太郎
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火山と断層から見えた神社のはじまり
- 著者: 蒲池 明弘
- ナレーター: 小桧山 崇
- 再生時間: 9 時間 22 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
「わかりやすい文章で日本の古代史がすんなり入ってくる。なんとなく疑問に思っていたことがすっきりし、一気読みでした」〔読者カードより〕など、好評を得た単行本がついに文庫化!
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自分でもう一度行ってみたくなる
- 投稿者: あざらしお 日付: 2024/12/03
著者: 蒲池 明弘
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死者の書
- 著者: 折口 信夫
- ナレーター: 浅木 俊之
- 再生時間: 5 時間 9 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
民俗学者・国文学者・歌人の折口信夫による幻想小説。奈良の當麻寺に伝わる、当麻曼荼羅縁起・中将姫伝説に着想を得て書かれた作品。この中将姫にあたるのが、物語の主人公となる藤原南家郎女である。
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高田崇史から折口信夫へ
- 投稿者: Insel baume 日付: 2025/06/27
著者: 折口 信夫
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魔女狩りのヨーロッパ史
- 著者: 池上 俊一
- ナレーター: デジタルボイス
- 再生時間: 6 時間 51 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
一五~一八世紀,ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めたまさにそのとき,「魔女狩り」という底知れぬ闇が口を開いたのはなぜか.
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内容はたいへんよかったが
- 投稿者: yamaguchi 日付: 2024/08/08
著者: 池上 俊一
タイトルにある「土葬」がその中心となっているとは言え、現代の大半が火葬となっている背景、特に南の島で見られる特異な葬儀様式、古くからの放置葬、風葬などにも実例を交えた記述がされていて興味深いし、先人たちの研究を受け継ぐ貴重な書であると感じた。
ただ、葬儀がテーマであるため、死者が多数登場し、いやでも「自分の死」への連想が働くので気持ちが落ち込んでいる時は聴かない方がいいかもしれない。
それにしても驚いたのは、法律上「土葬」が禁じられていないことと、土葬の場合、年月がたち埋められた柩が朽ちたあとは同じ場所に埋葬されることが多いということ、西洋と異なり埋葬される場所と死者に祈りを捧げる場所が異なる、ということだった。
今まで火葬に対して何の疑問も感じていなかったことに改めて気付かされた。
ナレーションも素晴らしい。淡々と読み上げることで、陰湿になりがちな本書を「研究書」として気品を保ち続けさせた。
葬儀に関する民俗学的事例と考察
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
弔い
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