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されど われらが日々──

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されど われらが日々──

著者: 柴田 翔
ナレーター: 林 健二
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このコンテンツについて

第51回芥川賞受賞作

私はその頃、アルバイトの帰りなど、よく古本屋に寄った。そして、漠然と目についた本を手にとって時間を過ごした。ある時は背表紙だけを眺めながら、三十分、一時間と立ち尽した。そういう時、私は題名を読むよりは、むしろ、変色した紙や色あせた文字、手ずれやしみ、あるいはその本の持つ陰影といったもの、を見ていたのだった。(本文より)
憂鬱ななかにも若々しい1960年代の大学の青春を描いた、この時代を象徴する歴史的青春小説。
©柴田 翔 (P)2019 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
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爽やかな青春小説を期待していたのですが、想像していたのと違い、夏目漱石の「こころ」を彷彿とさせる暗くて重い物語でした。

想像していたのと違っていた

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芥川賞選考委員は文盲なのか、はてさて。語り口、婚約者である節子が幼なじみで縁者であるにも関わらず終始敬語に違和感しかなく。生と死、虚無を安っぽく流しすぎて困惑した。

ナレーションは素晴らしい

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著者がこの本で書きたかったのはこの部分だけではないかと私は思っている。そのためにこの本を書いたと。「毎年何人かの自殺者を出す受験勉強を楽しんでいたと言ったらキザに聞こえようか。だがそれは事実であった。その要求に遭わせて頭脳を訓練することそれは体操の選手が味わうであろうような爽快さを私に味あわせた。内容が何であれ私は私の若い頭脳が機械のように性格に動作するそのことを楽しんだ」。そしてもう一つ、今の大学生には信じられないかも知れないが当時は資本主義の時代は終わりその後には全ての人間が平等な理想の社会である共産主義の時代がやってくると信じていた学生が数多くいたんだということを思い出させた。

受験勉強って爽快‼︎

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