エピソード

  • EP. 347『@世界のクリスマス、其ノ一 - 世界のサンタ・ミュージアム』
    2024/12/23

    今は亡き名優、津川雅彦さん。生前は非常に親しくさせていただいておりました。日本語や歴史に大変造詣が深かった津川さんは、徳川家康など戦国武将を演じる際、この当時の日本語はどうだったのかと僕にお電話を下さいました。そんな津川さんはあるとき、スコットランドのお城を購入して北海道に移築し、サンタクロースをテーマにしたレジャー施設を作ろうとしますが、大変な事が起きてしまいます・・・。

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  • EP. 346『@帯広、其ノ四 - 愛の国から幸福へ』
    2024/12/19

    JRがまだ国鉄だった時代、帯広から十勝平野を南下する広尾線という路線がありました。この広尾線は1987年に廃線となってしまいますが、当時この広尾線にある「愛国駅」から「幸福駅」への切符が「愛の国から幸福へ」という事で鉄道マニアの間でコレクターズ・アイテムとなっていました。実は僕もこの切符を持っていますが、この切符には悲しい青春の思い出があるのです・・・。

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  • EP. 345『@帯広、其ノ三 - Let's Dance with Sugar Beets!』
    2024/12/18

    赤紫色の野菜「ビーツ」ご存知ですか?このビーツの一種で、砂糖生産用の品種は甜菜(てんさい)とも呼ばれています。砂糖は主にサトウキビから作られていますが、ヨーロッパなどの寒冷地ではサトウキビは育てられませんでした。ところが19世紀に寒冷地でも育つビーツ、甜菜から砂糖の生産がヨーロッパで始まり、日本にも明治時代に持ち込まれて十勝平野で栽培が開始されます。

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  • EP. 344『@帯広、其ノ二 - シンプルおいしいー黒千石』
    2024/12/17

    「帯広」という地名はアイヌ語の「オペレペレケブ」という言葉に由来します。これは「川がいくつにも分かれている場所」という意味で、水運に適していたこともあって十勝平野の開拓の中心となりました。かつてこの十勝平野の地力を回復させる為に十勝原産の『黒千石』という黒豆が使われていましたが、1970年代以降は化学肥料に取って代わられます。そして使われなくなった黒千石は一旦、絶滅してしまいますが・・・。

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  • EP. 343『@帯広、其ノ一 - ぽろしりーオホーツクの塩味いっしょにたべたかったー』
    2024/12/16

    十勝平野のほぼ中央に位置する帯広。十勝平野はジャガイモでも有名ですが、その中には2013年にカルビー社がポテトチップスの為に独自に開発した「ぽろしり」と呼ばれる品種があったりします。そして開発されてから10年経った昨年10月、初めてこのぽろしりを使用したポテトチップスが発売されました・・・。

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  • EP. 342『@網走、其ノ四 - 人生は冒険だ Life is an adventure』
    2024/12/12

    網走から帰ってきてふと思い出したのは、父の書壇にあった植村直己さんの「北極圏1万2千キロ」という本。この本を読んで将来は冒険家になりたい!と思ったものでした。植村直己さんが生前大好きだった一品として挙げていたのがイヌイットの食べ物「キビヤック」。このキビヤックは生の鳥を発酵させたものなのですが、その発酵プロセスというのがなかなか凄いんです・・・・。

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  • EP. 341『@網走、其ノ三 - 流氷みながら網走チャンポン!』
    2024/12/11

    網走を舞台とした高倉健さん主演の映画でもう一本、印象に残っているものと言えば、山田洋次監督の名作「幸福の黄色いハンカチ」ではないでしょうか。網走刑務所から釈放された高倉健さんが駅前の食堂でビールとラーメン、そしてカツ丼を食べるシーンは忘れられません。でも健さんの真似してラーメンを食べたい!と思って網走駅前を探しても、映画に出てきたような食堂はもう見あたりません。ところが今、意外な場所と網走がコラボをして、新しいメニューが生まれようとしています!

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  • EP. 340『@網走、其ノ二 - しじみしみじみ』
    2024/12/10

    網走からやや西に行ったところに「網走湖」という湖があります。ここではシジミが養殖されていますが、この網走湖のシジミは普通のシジミと比べて身がかなり大ぶりで、味も濃く、まさに逸品なのです。網走湖のシジミが大きい理由の一つに体長が25ミリ以下の個体はとってはいけないというルールがあります・・・。

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