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サマリー
あらすじ・解説
2025年1月9日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
泡盛に漬けて作るハブ酒の売り上げが
急増しています。
他社からの受託生産を合わせて
県内の製造量の9割程度のシェアを占める
南都グループによりますと、
昨年度のハブ酒販売数量は前の年度に比べて
15%増の50万本分に達し、
過去最高を更新する見込みだということです。
販売数量は19年度におよそ30万本まで
上昇し、過去最高になりました。
コロナ禍で20万本程度まで落ち込みましたが、
再び回復し、23年度は45万本で
過去最高を更新しました。
市場として拡大の余地が大きい女性客の
消費が増えているほか、
バーやクラブでテキーラのようにショットで
ハブ酒を飲むこともはやっています。
県出身の人気ラッパーのAwichさんが
ハブ酒ブランド「HABUSH」を
立ち上げるなど、
若者やクラブシーンにも愛飲者が広がり、
「従来とは異なる市場で
さらに伸びている」ということです。
ハブは自治体が駆除した個体を購入して
清浄処理して、泡盛に漬けており、
近年侵入・定着が問題となっている
タイワンハブも使っています。
今年は巳年で、ハブ酒を通じた
泡盛の消費拡大に期待が高まっており、
南都では「泡盛の消費が落ち込む中、
ハブ酒を通じて泡盛消費量の拡大にも
つなげたい」としています。