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サマリー
あらすじ・解説
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第50目はヨーロッパ世界の形成「フランク王国1」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
ゲルマン人のたてた国の大半は短命に終わる。しかし、ライン川東岸のフランク人は違った。481年メロヴィング朝を開いたクローヴィスによって統一され、フランク王国は西ヨーロッパ形成の原動力となる。
496年、彼はアタナシウス派のキリスト教に改宗することによりローマ人と良好な関係を築く。異端のアリウス派を叩くことを口実に、ほかのゲルマン諸国家との戦争を正当化した。6世紀半ば、フランク王国はブルグンド王国などを滅ぼして全ガリアを統一する。しかし、8世紀になるとメロヴィング朝の権力は衰え、宮宰が実権を握るようになっていた。