エピソード

  • 沖縄都市モノレールの2024年度の総乗客数が2222万7865人で 過去最多
    2025/04/10

    2025年4月10日(木)


    琉球新報の記事から紹介します。
    担当は上地和夫さんです。



    沖縄都市モノレールは7日、2024年度の総乗客数が、前の年に比べて
    11・4%増の2222万7865人で過去最多だったと発表しました。

    単年度の2千万人超えは2003年度の開業以来初めてで、3両編成の増加のほか
    観光需要の拡大と通勤・通学などの県内客の利用も堅調に推移しました。


    1日当たりの平均乗客数は6万898人で
    23年度の1年間の5万4803人から6095人増加しました。

    年度別のこれまでの最多は23年度の1994万8279人でした。


    渡慶次社長は「時間通りに目的地に到着することで需要を吸収できた」と

    定時定速など利便性の高さがあると分析しました。

    また、今後の課題として、各編成で定員数を満たして運行することが

    混雑解消にもつながるとし、「車両奥へと詰めるなどマナーを守っていただき、
    今後ともぜひ利用してもらいたい」と呼びかけました。


    沖縄都市モノレールは、2025年から29年度の新中期経営計画で
    財務基盤を強化し、29年までに3両車両を9両編成に増加させ、
    1日当たりの利用客7万1千人との目標を掲げています。

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    6 分
  • 「尚家文書」に 琉球国王の肖像画「御後絵」の取り扱いに 関する記録が見つかる
    2025/04/09

    2025年4月9日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    県教育庁文化財課は4日、那覇市歴史博物館が所蔵する
    「尚家文書」の中に、琉球国王の肖像画「御後絵(うぐい)」の
    取り扱いに関する記録が見つかったと発表しました。


    記録は琉球王国時代末期のもので、これまで情報が少なく

    判然としていなかった御後絵の製作・修理過程の一端を示す

    貴重な資料だということです。


    御後絵に関する記録が見つかった文書は、

    所蔵先の那覇市が文化庁と県の補助を受けて

    毎年修理を実施しています。


    2024年度に修理を施した文書の中に

    御後絵に関連する記述が含まれていることが分かり、
    市と県が共同で分析しました。


    半嶺満県教育長は「去年3月に御後絵が県に返還されて以降、

    関連資料について調査を進めてきた。新たな記録の発見は
    御後絵の来歴を知る上で貴重な情報であり、国の重要文化財指定へ

    足掛かりとなる」と意義語りました。


    文化財課は4月8日から5月11日まで
    県立博物館・美術館企画展示室で

    「御後絵と琉球絵師の系譜展」を開催し、

    去年3月に返還された御後絵の実物の一部公開とともに

    尚家文書のパネルと解説も展示しています。

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    6 分
  • 県立八重山高校 卒業生の制服を後輩に無料で譲る「制服リレー」実施
    2025/04/03

    2025年4月3日(木)

    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    「譲る側も、もらう側も幸せ」―。県立八重山高校は先月28日、

    卒業生の制服を後輩に無料で譲る「制服リレー」を実施しました。


    校内の多目的教室にセーラー服や学ラン、
    ローファーなど合わせて273点を並べ、
    多くの保護者や4月からの新入学生が訪れて手に取り試着し、
    持ち帰りました。


    教科書代など出費がかさむ時期に
    保護者は「とても助かる」と喜びました。


    八重山高校は持続可能な開発目標=SDGsについて
    学びを深めようと、2020年から取り組んでいます。

    学校主体の取り組みは県教育委員会も把握しておらず、
    珍しいとみられます。


    家庭クラブの生徒が3年生に呼びかけ制服を集めたもので、

    スカーフやベルトなどの小物も集まりました。

    セーラー服を譲り受けた生徒は

    「自分も後輩につないでいけるように大切に着たい」と

    温かい心も引き継いだ様子で、一緒に来た40代の母親は
    「サイズも豊富で選べるからいいね」と評価しました。


    仲間と共に準備を進めてきた家庭クラブの生徒も
    この日着ていたのは制服リレーでもらったもので、

    「八重高のすてきな取り組みだと思う。私もつないでいきたい」と

    「伝統」継承を誓いました。

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    6 分
  • 歩行中の全国交通事故死傷者数は7歳が最多
    2025/04/02

    2025年4月2日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。



    2020年から24年の5年間に全国で発生した歩行中の交通事故の

    死傷者数は、全年齢のうち7歳が3436人で最多だったことが
    このほど、分かりました。

    登下校に不慣れな小学1、2年生に当たり、交通安全の知識や経験が
    少ないことが背景にあるとみられます。


    今月4月6日から始まる春の全国交通安全運動を前に

    警察庁が明らかにしたものです。

    6歳以上12歳以下の児童の死者と重傷者数は1875人でした。


    月別では通学が始まった4月から6月にかけて増加しており、

    夏休み明けの9月から再び増え、10月の218人が最多でした。

    また、下校時が最も多く、484人と25・8%を占めており、

    集団登校があり、保護者や地域住民の見守り活動も多い

    登校時の2倍以上でした。  


    警察庁の担当者は「入学前に通学路などの危険な場所を把握し、

    子どもに注意を促してほしい」と保護者に呼びかけ、

    遅刻しそうな時や忘れ物を取りに戻る際に
    慌てて事故に遭いやすいため

    「余裕を持って家から送り出し、忘れ物にも気をつけてほしい」と
    しています。


    自転車乗用中の死傷者数は、16歳が1万7141人で

    最多となっています。

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    6 分
  • 県「琉球料理伝承人宗匠」に安次富順子さんと松本嘉代子さんを認定
    2025/03/27

    2025年3月27日(木)


    琉球新報の記事から紹介します。
    担当は上地和夫さんです。


    県は24日、「琉球料理伝承人宗匠」に琉球料理保存協会理事長の

    安次富順子さん(81)歳と、副理事長の松本嘉代子さん(85)歳を

    認定しました。


    「宗匠」は、幅広い知識と高度な技術を持つ、伝承人の育成者で

    県が今年度から設置し、初の認定となります。


    県は2017年度から琉球料理の担い手、「琉球料理伝承人」を
    育成する事業を実施しており、

    事業立ち上げ当初から、安次富さんと松本さんは講師を務め、

    普及や啓発活動に中心的役割を担ってきました。

    安次富さんは「琉球料理は世界に類を見ない素晴らしいものだ。

    体力の続く限り、琉球料理の保存、普及に寄与したい」と
    意気込みました。


    松本さんは「現在、伝統的な琉球料理はホテルや専門店、

    居酒屋でしか食べられない。一番大事なのは日常の食事に

    取り入れてもらうことだ。これをチャンスにもう少し頑張りたい」と
    話しました。

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    5 分
  • 県内の住宅着工戸数 木造がRC造を2年ぶりに上回る
    2025/03/26

    2025年3月26日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    りゅうぎん総合研究所がこのほど発表した県内の住宅着工戸数に関する

    調査リポートによりますと、2023年度に着工された一戸建て住宅の

    戸数は木造が1722戸で、2年ぶりに鉄筋コンクリート=RC造の

    1368戸を上回りました。


    木造は19年度に初めてRC造を上回り、以降20年度、21年度で
    RC造を上回っていましたが22年度には再度RC造が逆転していました。


    りゅうぎん総研は木造のうち、大半を占める分譲の価格優位性が

    RC造に対し圧倒的で、若年層の支持を集めていると解説し、

    台風被害などがある県内環境を考慮すると、
    耐久性には「注視が必要」と指摘しました。


    その上で、RC造住宅の減少傾向は生コンや鉄筋といった

    県内の資材関連業者にも波及するとし

    「県経済にマイナスの影響を与える」と分析しました。


    りゅうぎん総研は県外業者による木造分譲住宅販売戸数の
    伸びにも触れ、県内業者によるRC造持ち家住宅のシェアが

    木造住宅に奪われていると解説しました。


    県内住宅市場の展望については「このままRC造住宅の着工戸数が

    減少を続けた場合、県内建設業の景気後退や経済循環率の

    低下といった影響が懸念される」との考えを示しました。

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    6 分
  • 本部町と今帰仁村が県に対し イノシシの 「有害鳥獣捕獲許可」を申請
    2025/03/20

    2025年3月20日(木)


    琉球新報の記事から紹介します。
    担当は上地和夫さんです。


    イノシシを「見かけることはない」とされる本部半島で、農産物の被害や目撃が相次ぎ
    本部町と今帰仁村が県に対して、全域を対象としたイノシシの「有害鳥獣捕獲許可」を

    それぞれ申請し、許可を受けたことが分かりました。


    許可によって、イノシシの狩猟期間外でも捕獲などが可能となり、両町村の役場は
    イノシシの定着を防ぐため、本格的な対策へ乗り出します。


    両自治体ではイノシシの目撃例はこれまで少なかったものの、

    生息域が住宅地に近づいてきているとみられます。

    本部町では、去年秋ごろに浜元地区で確認されたほか、伊野波、並里、伊豆味、 

    大堂などで目撃例が相次いでいるということで、大堂地区に設置したカメラには

    30キロ弱のメスと、3頭の子イノシシも映っていました。


    県道84号より北側で目撃例が多く、町は八重岳周辺への侵入を防ごうと、

    警戒ラインを引いて体制を強化します。

    町の担当者は「繁殖している可能性もある」として、対策を急ぐ考えを示しました。


    また、今帰仁村与那嶺では2月末にサトウキビがイノシシにかじられ、

    2トンから3トンの被害が出ました。
    担当者は「位置情報などを共有して繁殖しないよう対策をとり、

    しっかり抑えていきたい」と話しました。

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  • 国頭村の観光施設「アスムイハイクス」リニューアルオープン
    2025/03/19

    2025年3月19日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。
    担当は上地和夫さんです。


    観光事業を手掛ける南都が去年12月にリニューアルオープンした

    国頭村の観光施設「アスムイハイクス」は、自然と石を見て楽しむ自由散策の利用から
    音声ガイドで施設のある安須森の歴史や文化なども学べるようになりました。 
    従来は来場者に地図を渡して散策してもらうだけにとどまっていました。

    改修後は来場者全員に安須森の文化や歴史を分かりやすく伝えようと、

    スマートフォンを活用した音声ガイドを園内26カ所で聞きながら森を散策できます。
    散策前には森の植物や歴史などをパネルで知ることができる

    「アスムイゲートウェイ」も新設しました。


    新名称の由来である安須森(アスムイ)は琉球王国の正史「中山世鑑」で

    琉球の創生神アマミキヨが最初に創ったとされる聖地です。

    高橋巧アスムイハイクス事業所長は「ここにしかない本物の自然、歴史、

    文化を守るためにはたくさんの人が来て、知ってもらうことが一番だ」と話し、

    県民などにも来場を呼びかけました。

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    5 分