• 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ジョイス・モレーノその3」 BOSSAMANIA 2025/2/1放送
    2025/01/31
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ラジオ体操といえば子供のころにスタンプ集めのために励んだり、工事現場では作業の前の体操として取り上げられていますが、元は昭和天皇即位にちなんだ事業で国民の健康促進のためにアメリカから導入されました。その後1930年代後半にブラジルにも日本から持ち込まれ、戦後には日系人以外も普及して交際交流の一環として使われることもあるのだとか。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはおなじみの「ジョイス・モレーノ」。1月31日生まれ、昨日で77歳になりました。ジョイス特集は確か3回目だと思いますが、実は去年の暮、ジョイスの娘さん、アナ・マルチンスからメールをいただきました。ジョイスがブラジルで正当に評価されない時代から、いかに世界的なアーティストになったかをドキュメンタリー風のビデオにしたい、それには日本での彼女の人気を説明してもらえるのは、ヨシーダが最適だと思う、出演してもらえないか?コメントをビデオに撮って送ってください、という話でした。言葉の問題で悩んでいたところ、また催促が来ました。いろいろ考えた挙句、下書きを日本語で作ってグーグル翻訳。アナに送ったら「すごくいい!これで行って!」と言われ、何回も発音練習、自分の部屋でモニターに原稿を映し出し、それを読みながらビデオ撮影をしました。さて送られて来たラフカットを見ると出演しているのはジョイス以外は巨匠、ホベルト・メネスカルと僕だけ、なんと光栄なことでしょう。ということで喜寿を突破したモレーノの軌跡をお楽しみください!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Djavan(ジャヴァン)」 BOSSAMANIA 2025/1/25放送
    2025/01/24
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ガソリンの値段が高騰し、環境意識が高まる中、ブラジル生まれのバイオエタノールが注目されているとのこと。日本でもバイオエタノールの導入を進めていますが、本格的に導入するには寒冷地対策も含めてそれなりに対策は必要なのだとか。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「Djavan(ジャヴァン)」。頭にDが付いているのでブラジルではヂジャヴァンと呼ばれています。ジャヴァンはブラジル北東部アラゴアス州の首都マセイオ生まれ。18歳の時、地元でビートルズの曲を歌っていたといいます。23歳の時にリオデジャネイロに移り、現地のナイトクラブで歌い始め、1975年にFestival Aberturaで自作の「Fato Consumado」が2位を受賞し注目を浴びました。トン・ジョビンなどを手掛けたAloysio de Oliveiraが翌年制作したデビュー・アルバムがヒット、一躍スターダムにのし上がります。そして、現在に至るまで数多くのヒット曲を飛ばしてきました。今回はフィリッピの父、バーデン・パウエルの未発表曲を集めて作られた『バーデン・イネジト』というアルバムからお送りしましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Ludere(ルデーリ)」 BOSSAMANIA 2025/1/18放送
    2025/01/17
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。昨年新札が登場してからしばらくたちますが、まだ慣れていないのか吉田さんは時々戸惑う模様。ということで今回はブラジルの紙幣の話題をピックアップ。ブラジルで2010年以降に流通しているレアル紙幣の表面は「リパブリカ」と呼ばれる自由の女神的な女性が描かれており金額、模様、色が各種違う以外、レイアウトは大きく変わりません。裏面はというと…ジャガーやウミガメが描かれるなど野生動物にまつわるものが描かれています。人物が多く使われる紙幣の中で、人物が描かれていない国は割と珍しいかもしれません。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「Ludere(ルデーリ)」。ここ最近は昨年の9月末にブラジルでゲットしたアルバムからお送りしていますが、この『ルデーリ』というバンドには吉田さんもとても注目している模様。このバンド、ギターの巨匠、バーデン・パウエルの長男、ピアニストのフィリッピ・バーデン・パウエルが中心になって彼が住むパリと、他のメンバーが住むサンパウロで結成されたとのこと。リオに比べてサンパウロは音楽の幅が広く、グローバルな活躍をするミュージシャンが集まっており、チョッとNYに似ていることで、音楽の世界観も国際色が豊かなのだとか。そんな、サンパウロとパリの間でやり取りしてアイデアを持ち合い、録音はサンパウロで行われました。今日はフィリッピの父、バーデン・パウエルの未発表曲を集めて作られた『バーデン・イネジト』というアルバムからお送りしましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「リー・リトナー&デイヴ・グルーシンの『ブラジル』」 BOSSAMANIA 2025/1/11放送
    2025/01/10
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。日本における令和七年度の初場所は1月12日。ということで今回はブラジルの相撲事情をピックアップ。日系人とともにブラジルの地にわたった相撲ですが、現地では女性の人口も多いとのこと。1990年代に相撲の国際化&オリンピック競技化の狙いから女性人口を広めたのがきっかけだったようですが、体格差を戦略でひっくり返せる柔軟性が評価されて女性の人口も着実に増えているのだそうです。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは2024年に発売されたギターのリー・リトナーとピアノのデイヴ・グルーシンのアルバム、『ブラジル』をピックアップ。この2人のブラジル音楽作品にはイヴァン・リンスをフィーチャーした『ハーレクイン』という名盤がありますが、なんとそれから40年の時を経てこのアルバム『ブラジル』を発表したとのこと。昨年度はイヴァン・リンスとともに来日し、とても評判の良いコンサートであったようです。今日はこのアルバムからタップリお聴きいただきましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Nova Onda do Brasil」 BOSSAMANIA 2025/1/4放送
    2025/01/03
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。Feliz Ano Novo!今年もボッサマニアをご愛聴のほど、よろしくお願いいたします!お正月といえば「歌会始」。今年お題は「夢」だそうですが、今日はブラジルの俳句の話題です。ブラジルでは「ハイカイ」と呼ばれる俳句。移民初期には現地に俳人も渡っていることもあり、ブラジル独自の季語が存在する俳句も多数あります。今ではソネット(14行詩)よりもハイカイがメジャーな存在として君臨しているのだとか…。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは年末にちなんで「Nova Onda do Brasil(ブラジル音楽の新しい波)」。2024年の9月下旬にリオに行ってきた吉田さんが「確実に新しい音楽の波が押し寄せている」と感じたことでその中からセレクトした音源をお届けします。吉田流ブラジルの新・潮流の世界をお楽しみください!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「フィン&フィナーウ」 BOSSAMANIA 2024/12/28放送
    2024/12/27
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。日本で年末年始というと厳かな雰囲気で過ごす傾向がありますが、ブラジルでは平和を祈願して男女ともに白い服を着るのがドレスコードとなっています。とはいえそこは情熱的なブラジル。雰囲気は日本とは反対にホームパーティーで盛り上がり夜中に花火が打ち上げられるほどテンションがアゲアゲになるのだとか。2月のリオのカーニバルに向けて前哨戦ともいえそうです。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは年末にちなんで「フィン&フィナーウ」。意味はどちらも「終わり」ですが、その違いはブラジル人にとってもあまりよくわからない模様。吉田さん的にはフィンが終わりでフィナーウが最後のように聞こえるようです。というわけで年内最後のBOSSAMANIAの「年内ラスト」はブラジル風のアゲアゲなテンションでお楽しみください!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「クリスマス特集2024」 BOSSAMANIA 2024/12/21放送
    2024/12/20
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。今年はF1のレジェンド、アイルトン・セナ没後30年。そのこともあってかネットフリックスにてセナをメインに据えたドラマ「セナ」が配信されています。実車の再現はもちろんのことターボ時代と自然吸気時代のエンジン音まで忠実に再現されていてF1ガチ勢にはたまらない逸品になっているとのこと。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「クリスマス特集 2024」。かれこれBOSSAMANIAもクリスマスを6回迎えたことになります。吉田さん曰く「まだまだ紹介したいクリスマスソングはいっぱいある」とのこと。今回は自身が手掛けたクリスマスアルバム制作秘話や各作品の聴きどころをアツく語ります。吉田さんのスタジオワークは七変化!?といえるほどいろいろやるようです…がやっている内容は「大体同じ」とのこと。結局のところ「いい音楽を作ること」に帰結するのです。
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  • 今週の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「クインシー・ジョーンズ」 BOSSAMANIA 2024/12/14放送
    2024/12/13
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。酒好きのブラジルで飲まれるのはビールとカシャッサですが、実は日本酒も造っているとのこと。最古の日本酒は1934年に製造が始まった「東麒麟」。時の三菱グループが開拓に関わっていた時に岩崎久彌(岩崎彌太郎の長男)が「ブラジルでもうまい日本酒飲みたい」と発起してスタートしたのが始まりとのこと。その後紆余曲折ありつつもカイピリーニャの変形で日本酒をベースとした「サケピリーニャ」が飲めるほどには普及しているようです。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは11月3日に亡くなった「クインシー・ジョーンズ」。スリラーなどを初め数多くの名盤に携わってきたアレンジャーですが、その先見性の高さはボサノヴァにも向けられていました。今回はボサノヴァでは珍しいビッグバンドでの演奏盤「ビッグバンド・ボサ・ノヴァ」を皮切りにクインシー・ジョーンズの偉業に迫っていきます!
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    3 分