• 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Gaita(ハーモニカ)特集」 BOSSAMANIA 2025/7/5放送
    2025/07/04
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 前半はブラジルのダム事情について。アマゾン川を筆頭に川資源な豊富なブラジルはダムも多く存在します。世界最大級のイタイプダム含めて発電用のダムが主に建設されていますが、これは当時のブラジルの電力事情が逼迫していたことにも起因しています。実際に吉田さんが初めてブラジル録音した1980年代後半、ブラジルは電力不足で録音中にしょっちゅう停電して困ったことがあったようです。実際にダム建設後の電力は安定しましたが、建設での環境負荷を考えるといろいろと課題を解決しながらのものであったようです…。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はリスナーのリクエストから「ガイータ(ハーモニカ)特集」。世界的なハーモニカ奏者といえはベルギー出身のトゥーツ・シールマンズです。それと同じくブラジルにも素晴らしいガイータ奏者がいます。今日はトゥーツ・シールマンズがブラジルの曲を録音したテイクを初め、ブラジルの素晴らしいガイータ奏者の名演をお聴きいただきます。掌のオーケストラが奏でる大きなスケールをお楽しみください。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Espinho(棘)」 BOSSAMANIA 2025/6/28放送
    2025/06/27
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 「大自然の坩堝」なアマゾンを抱えるブラジルでは虫の種類も豊富。当然多種多様な蝶が生息しており蝶マニアにはたまらない国でもあります。その中でも事実上の「国蝶」として君臨している「モルフォチョウ属」は独特な模様や色彩により、特に人気が高いそうです。その独特の蒼を再現するために某自動車メーカーは大変な努力を重ねて実用化にこぎつけたとのこと。魅力的な色は時に世界を変えるのかも…。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は久々のキーワード特集でから。美しいものには「Espinho(棘)」 があるとのことで「トゲトゲ」の特集。比喩的な棘から棘のような物体、挙句の果てには魚の小骨(!)まで、棘の世界を追求していきます。音楽の世界まで陽気に尖っていくスタイルとは、これがブラジルの懐の深さといえるのかも…。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ボッサ・ガガ」 BOSSAMANIA 2025/6/21放送
    2025/06/20
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 2025年の大阪万博が開催されている現在、ブラジルのパビリオンも好評とのことでその特集から。全体的にカラフルで陽気な雰囲気、すごい熱気で楽しいと大好評な様です。2棟が並ぶパビリオンのうち第1展示棟内はヒトや動物が天井から釣り下がる木やポリ袋をリサイクルした環境と人間、死と再生、がテーマの空間芸術の展示。第2展示棟では、来館者がこのカラフルなパランゴロモスを身に着け、手や顔にペインティングをしてもらい、アート空間の一部になったような気分を楽しめるそうです。ブラジルの情熱は体験してこそ伝わる!…というアツい思いが伝わってきます。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は今年の5月3日の土曜日、コパカバーナで開催されたレディー・ガガのフリーコンサートから「ガガ様風ボサノヴァ」。主催者の発表によれば約210万人の観衆が詰めかけたとのこと。これは去年のマドンナのコンサートを凌ぐ集客数でした。今日はこのレディー・ガガのヒット曲をカヴァーした「ボッサ・ガガ」からお送りします。このアルバムとの出会いはインターネットで偶然見つけたとのこと。吉田さんは即購入しましたが聴いてみて「やられたな」と思った模様。そんな吉田さんが舌を巻いたアルバムからガガ様を体感してみましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ナナ・カイミ」 BOSSAMANIA 2025/6/14放送
    2025/06/13
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 ブラジルといえば数多くのビーチを抱える国ですが、2025年度版世界のビーチベスト25の中にはイパネマ・ビーチ(リオ州リオ市)13位 とムーロ・アルト・ビーチ(ペルナンブーコ州イポジュカ市)25位と2か所がランクインしている模様。いい波も来ることでプロサーファーのレベルも高めです。ブラジルの海をも超える勢いはとどまる所を知りません。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は…今年4月末に亡くなった「ナナ・カイミ」。音楽一家に生まれたナナ・カイミ。19歳で父とデュエットでデビューして以降、数えきれないほどのアルバムをリリース。スターダムに昇り詰めました。その一方で私生活ではロマンスや辛口コメントのせいか常に話題が絶えませんでした。とはいえ吉田さん曰く、ナナ・カイミの「全力ぶり」があるのだろうとのこと。そんなナナ・カイミが残した「ガチ」な名唱をお楽しみください。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ブラジルの音楽都市巡り・バイーア編」 BOSSAMANIA 2025/6/7放送
    2025/06/06
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 間もなく迫る6月12日は情熱の国ブラジルの「恋人の日」。恋人や夫婦の日として重要視されています。長年連れ添っていると酸いも甘いも知るようになりますが、ブラジルには世界最長の夫婦が存命です。その年数何と「84年と86日間!」。今年2月には「世界で最も長年連れ添った存命中の夫婦」としてギネス世界記録に認定されたとのこと。幸せそうな二人の姿に思わずホッコリしてしまうのはそれだけ長い信頼があるから。そう思うと胸が熱くなります。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はリスナーより希望のありました「ブラジルの音楽都市巡り」シリーズから。その初回はバイーア州で進めます。バイーア州はブラジル第4の都市。1960年代中頃のブラジルではボサノヴァ改革をすべくカエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルが奮闘していましたが、その二人に大きな影響を与えたのがバイーア州の内陸部ジュアゼイロ出身のジョアン・ジルベルトだったのです。ということで今回はバイーアの歴史的な音楽について追っていきます。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ハファエル・バラータ」 BOSSAMANIA 2025/5/31放送
    2025/05/30
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 ブラジルではサッカーを初め多くの球技がありますが、では野球は?と聞かれると…なかなか珍しいようです。歴史そのものは長く日系移民とともに1930年には試合が開催され、世界の舞台にもちょくちょく出場していたようです。なお2026年WBCブラジル代表監督にヤクルトでコーチを務める松元ユウイチ氏が引き受け、本選出場を決めた模様。世界の舞台で快音が鳴る日も近そうです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は今や若手No.1となったドラマー、ハファエル・バラータ。吉田さんとの出会いは1995年の3月。エリオ・セルソの4作目をリオで録音するにあたり、彼から「今回、若いドラマーを起用したい」という提案がありました。それが当時14歳のハファエル・バラータだったのです。吉田さんはプロデューサーとして不安だったものの、プレイを聴いてその心配は無用のものとなったとのこと。今や売れっ子のハファエルの魅力について、吉田さんによるインタビューも交えてお届けします!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Tania Maria」 BOSSAMANIA 2025/5/24放送
    2025/05/23
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 スポーツ大国のブラジルではテニスも盛ん。コートはクレーが多いためボールが反発しにくくラリーが続く傾向があります。そのためラリーに打ち勝つタフか選手が多いのだとか。歴代のチャンピオンも輩出しており、今年はジョアン・フォンセカ選手がグランドスラム本戦デビュー戦での勝利という衝撃デビューを果たしました。今年のテニス界はブラジル旋風が巻き起こる? 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は5月9日で77歳になったタニア・マリア。ピアニストでシンガーでもあるタニアの魅力は炸裂するピアノの躍動感。若いときにはシンガーとしてしか見てもらえなかったこともあり、ブラジルからパリに移ります。それ以降の躍動感は絶品。特にライブ音源のハジけぶりは一聴の価値ありです!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ワルター・ワンダレイ」 BOSSAMANIA 2025/5/17放送
    2025/05/16
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 農業大国のブラジルでは蕎麦の生産も盛んで時には世界のベスト5に入るほど。とはいえラーメンと違い日本式の蕎麦はそばつゆの味や「すする」食べ方が馴染まないのか日系人以外には広まっていないようです…。その一方で沖縄そば(ソーキソバ)はしっくりくるようで大きなモニュメントが建てられるほどに日系人以外にも広まっている模様。沖縄とブラジルの気候が似ているせいでしょうか? 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はオルガンの名手ワルター・ワンダレイ。ハモンドオルガンを使いこなして変幻自在のサウンドを生み出すことができましたが、1986年に54歳の若さで亡くなってしまったとのこと。吉田さんは1980年の来日時に共演したことがあるようですが、鮮烈なサウンドは忘れられないものだったとのこと。また「サマー・サンバ」がヒットしていた時に四ツ谷のサッシペレレでライブをしたときには一晩に3回演奏したのだとか!! これだけ強烈なインパクトを残してきただけにもっと長く彼の音楽を聴きたかった…と思わずはいられません。
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