エピソード

  • 愛媛大研究グループが世界初の発見!ブラックホールの謎に迫る
    2025/01/05

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛大学宇宙進化研究センター准教授の松岡良樹さん。今年、松岡さんの研究グループは「世界初の発見」をされたということで注目を集めました。その発見とは129億光年彼方に、合体中の2つのブラックホールを見つけたというもの。「初期の宇宙」でこうした現象を確認したのが、世界で初めてなのです。では、その「初期の宇宙」とは?などなど、今回は宇宙に目を向けて「ブラックホール」をテーマに、スケールの大きなお話を伺いました。キーワードは「何でも吸い込む天体のラスボス」「ブラックホールの合体」「もし地球にブラックホールが近づいてきたら?」の3つ。あなたも今夜は、夜空を見上げてみませんか?

    続きを読む 一部表示
    49 分
  • エリザベス女王戴冠式のドレスにも使われた伊予生糸
    2024/12/29

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、西予市産業部農業水産課野村シルク博物館係長の清家卓さん。オープン30周年を迎えた野村シルク博物館は、蚕を育て、糸づくり、製品化するまでの絹織物の全工程が学べる、日本で唯一の施設。「四国山系の水を使い、愛媛県産の繭を、明治時代に開発された多条繰糸機と呼ばれる機械で繭からゆっくりと糸を引き出す」という定義をクリアしたもののみが名乗ることのできる「伊予生糸(いよいと)」について、「蚕のルーツ」「繭をゆっくりとくる」「蚕でSDGs」という3つのキーワードで語っていただきました。

    続きを読む 一部表示
    41 分
  • 総勢35人の貴重な資料!『坂の上の雲』をめざしたひとびと
    2024/12/22

    今週は、「坂の上の雲ミュージアム」特設ブースからの生放送!現在、坂の上の雲ミュージアムで開催中の特集展示「『坂の上の雲』をめざしたひとびと」について学芸員の長谷川巴南さんに、また来年7月のオープンに向けて着々と工事が進む「こども本の森」について主任の藤井萌々さんに、それぞれお話を伺いました。本番前に長谷川さんにご一緒していただき、特集展示を見せていただくと、総勢35人の登場人物に関する貴重な資料がぎゅぎゅっと詰まっていてかなりの見応え!中には、かの有名な「皇国の興亡此の一戦にあり」という一文を東郷平八郎が書にしたためた直筆の掛け軸など貴重な資料もあります。また、特設ブースからも見える「こども本の森」の建物は、ガラス窓がはめこまれ足場の一部が撤去されるなど、工事の進捗がよくわかります。オープンへ向けてのプレイベントやクラウドファンディングなどについても聞きました。

    続きを読む 一部表示
    42 分
  • 宇和島出身「ネパールの赤ひげ」岩村昇医師
    2024/12/15

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛人物博物館専門学芸員の冨吉将平さん。宇和島市出身で「ネパールの赤ひげ」と称される岩村昇医師について語っていただきました。岩村さんは旧制宇和島中学から旧制広島高等工業学校に進みますが、そこで被爆。療養後、旧制松山高校に編入し、進学した米子医科大学で公衆衛生を学びます。そんな岩村さんは敬虔なクリスチャンでもあり、日本キリスト教海外医療協力会からの派遣ワーカーとして、ネパールへ赴任。結核を中心とした伝染病の治療、予防としての栄養改善などにつとめ、アジアのノーベル賞と呼ばれる「マグサイサイ賞」を受賞しています。今回は「九死に一生を得て」「みんなで生きるために」「後に続く者」という3つのキーワードで、その足跡をたどります。

    ※番組のトーク部分を、ラジコなどのポッドキャストでお楽しみいただけるようになりました!ぜひお聞きください。

    続きを読む 一部表示
    47 分
  • 「日本一の紙のまち」の礎を気づいた偉人!住治平
    2024/12/01

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、四国中央市にある紙のまち資料館の学芸員・近藤弘樹さん。四国中央市といえば、日本一の紙のまちとして知られていますが、その礎を築いたとされる三偉人の一人=住治平についてご紹介いただきました。住治平以外の二人、薦田篤平と篠原朔太郎については、実は以前この番組で紹介しています。住治平は紙の品質改良とともに販路拡大で大きな功績を残した人物。「貧しさのなかで見つけた活路」「紙の商人として」「地域の発展に尽くす」のキーワードで、その足跡を紐解きます。

    続きを読む 一部表示
    49 分
  • 人気の昆虫の謎に迫る「真・カブトムシ展」とは?
    2024/11/24

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、面河山岳博物館学芸員の安田昂平さん。現在「真・カブトムシ展」というカブトムシにスポットを当てた企画展が開催中。昆虫の中でも人気の高いカブトムシですが、その生態は未だに謎が多いんだとか。そんな中で、近年明らかになったばかりの生態をはじめ、最新の研究結果などについて教えていただきました。言われなければカブトムシとは気づかないような種類の標本を見せて頂いたり、実は愛媛県人が発見した珍しい種類が登場したり、意外な”真”のカブトムシの世界が!キーワードは「日本と世界のカブトムシ」「最新カブトムシ事情」「わたしたちとカブトムシ」の3つです。

    続きを読む 一部表示
    49 分
  • 災害から身を守る!気象と地域防災
    2024/11/17

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山地方気象台台長の高見佳浩さん。近年、世界中で大雨や猛暑など“異常気象”とされる現象が相次ぎ、それに伴う災害が各地で発生しています。一方で、元日に発生した能登半島での地震、初の南海トラフ地震臨時情報が発表された豊後水道での地震など、地震への対応も私たちの大きな課題です。そこで、今週は「気象と地域防災」をテーマに、「初めての南海トラフ臨時情報」「気象情報の新しい発信」「地域防災に注力」というキーワードで、高見さんに最新情報をお伺いしました。

    続きを読む 一部表示
    47 分
  • 高畠華宵の遠縁女性が語る「大正時代の女性たち」!
    2024/11/11

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、高畠華宵大正ロマン館館長の高畠麻子さん。華宵の遠縁にあたる館長をお迎えして、「大正時代の女性たち」をテーマにお話を伺いました。現在、高畠華宵大正ロマン館では「大正女の一日展~これが彼女の生きる道!?~」を開催中。「大正時代は女性の時代」と話す館長に、「家庭内の日常生活」「外出する女たち」「“性”をめぐって」という3つのキーワードで語っていただきました。

    続きを読む 一部表示
    48 分