You can find the grammar points used in this episode, along with the full transcript, below in the description.
This episode features a story designed for B1 intermediate-level Japanese learners. After listening to the story once, try answering some comprehension questions to check your understanding. Following the questions, I explain some potentially difficult words. Finally, you will hear the story again.
To make your learning more effective, don't just listen repeatedly—try reading aloud with subtitles or practicing shadowing. This podcast also includes a video with subtitles, and you can find the full transcript in the episode description.
00:00 Story (first time)
03:50 Questions and Answers
04:54 Vocabulary recap
06:44 Story (second time)
文法:
・S-plain+N (noun-modifier)
・S-plain+の。 (casual ending "の"=polite ending "んです")
・S-plain+ようだ (appears; seems; looks as if)
・…さ。 (casual: mild emphasis, making speech flow naturally, mildly asking for empathy)
・…かな? (casual: soft speculation or doubt, polite suggestion or request, Indirectly asking for someone's opinion)
・V-ちゃおう (= polite "V-てしまおう")
・V1-(ます)ながら、V2 (V1 and V2 are done at the same time)
・V-る+ところ (about to do something)
・V-ば+S-past+のに (would have; should have; if only ~)
・V-(よ)う (volitional form)
スクリプト:
千尋さんは仕事の後、とても疲れていたので、今日の晩ごはんはカップラーメンで簡単に済ませることにしました。最近お気に入りの唐辛子がたっぷり入った辛いラーメンです。キッチンタイマーを3分にセットして、カップラーメンにお湯を注いだ瞬間、スマホが鳴りました。画面には「葵」の名前が表示されています。「もしもし、葵?どうしたの?」「千尋、聞いてー!今日のお昼に寄った駅前のカフェの店員さんがね、めっちゃかわいかったの!」「あー、そうなんだ。」葵さんの電話は、緊急の内容ではなかったようです。ちょっとほっとして千尋さんはタイマーをちらっと見ました。10秒経過しています。「小さな星が散りばめられたきれいな夜空みたいなネイルしてて、ヘアアレンジはちょっとクールな感じで、本当にきれいな人でさ。」「へえ、そんなに素敵な人だったんだ。あの、実は今・・・」「それでね、どうしてももっと話したいんだけど、どうやったら友だちになれると思う?SNSとかやってないかな?とりあえず毎日行って、顔を覚えてもらったほうがいいかな?」千尋さんは、今時間がないことを伝えたいのですが、葵さんの話は止まりません。タイマーを見ると、1分経過しています。「うん、それもいいかもね。でも、葵、あのね、今…」「それか、思い切って『おすすめのメニューは何ですか?』って話しかけちゃおうかな!あ、でもそれだとあんまり印象に残らないかな?じゃあ、こういうのはどう?たとえば・・・」葵さんの話を聞きながら、千尋さんはタイマーをみつめています。既に2分30秒が経過しています。早くこの電話を切り上げないと、せっかくのラーメンが伸びてしまいます。「あのね、葵、実は、・・・」「えっ、もしかして千尋、あの店員さんのこと知ってたりする!?」「いや、そうじゃなくて、今実はね、」「えっ、もしかして今駅前のカフェにいるの?」「ううん、そうでもなくて、私今カップラーメンを食べるところだったの。もうお湯も入れちゃって、あと15秒で出来上がるんだよね。」「えーごめん!それなら早く言ってくれれば良かったのに!」「言おうとはしてたんだけどね。ラーメン食べ終わったらまたかけ直すから、後でゆっくり話そう?」「うん、じゃあまた後でね!」ピピピピピ。タイマーが鳴りました。なんとか一番おいしい状態でカップラーメンが食べられそうです。