wisの久坂葉子02「落ちてゆく世界」
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久坂 葉子
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【解説】 新婚2週間もたたないうちに、家庭争議の素が舞い込んできた。「第3者としての一女性」という妙な差出人からの手紙であった。読めば、学生時代の友人に結婚を勧められた女学生、”岡アイコ”の知り合いらしい女性からだった。もう8年も前のことなのだが、岡アイコは、私の結婚申し込みを断っておきながら、私のことが気になって仕方がなかったという。その時のお詫びと気持ちの整理に本人がお訪ねしたい、と言うのだそうである。探偵社を使って私の消息を調べたそうだが、その調査内容のなんと正確なこと! かつて結婚まで考えた、「厭でない女」が自分を訪ねてくるという申し出に、私はどこかそわそわ、ドキドキ。慌てて隠したはずの手紙も勘の鋭い妻にあっさりと見つかってしまい、遂に彼女ははやってきた・・・。 「そんな最近に結婚したくらいの男は、厭でない女といっしょに歩くことなど大好き」――と書く井伏鱒二独特のユーモアが滲み出る作品。滋味深い男ごころをさらりと描く。 【朗読時間】 57分25秒 【朗読】wis ※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
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- ぴぴねら
- 2023/04/14
面白かった
お嬢様の一人称の語りと、ナレーションの可愛い声がリンクしていて良かった。
若くして自殺した作者なので、さぞや暗い内容かと思いきや、健康的な明るい文体で驚いた。
オーディブルがなかったら、一生出会わなかった作品。聞けてよかった。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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- むうみん
- 2022/06/26
モノラルで聴くべし
音質が悪いのは諦めるとして気になるのは...
・ノイズが大きいところがほとんど(S/Nが悪い)。まるで安カセットを聴いている様だ。
・内容はモノラルなのにステレオ録音になっているのでノイズがステレオで聞こえるし音像定位がはっきりしない。
気になって肝心の内容が頭に入ってこないので、強制的にモノラルにすると聴きやすいと思う。
“あらすじ・解説”と“ジャケット写真?”の表現が異なる。
改題「ドミノのお告げ」←“ジャケット”
改作「ドミノのお告げ」←“あらすじ・解説”
どうやらこれは改作が正しい様だ。
ついでにいえばジャケットに「幻の作家」とあるが実在して作家として名をのこした人が幻のはずがない。
“「血」が「皿」になったそのことが“ などと言うところは
自分で字を読まないと面白みがわからないところだなあと思う。
あと自分と漢字の読みが違ったり自分とアクセントが違ったりというのがちょっとストレス。
まあこれはどの作品にも言えることだけど。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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