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ゲームの王国 下

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ゲームの王国 下

著者: 小川 哲
ナレーター: 日暮 哲也
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このコンテンツについて

「君を殺す」――復讐の誓いと訣別から、半世紀。政治家となったソリヤは、理想とする〈ゲームの王国〉を実現すべく最高権力を目指す。一方のムイタックは渇望を遂げるため、脳波を用いたゲーム《チャンドゥク》の開発を進めていた。過去の物語に呪縛されながら、光ある未来を乞い願って彷徨うソリヤとムイタックが、ゲームの終わりに手にしたものとは……。第39回日本SF大賞&第31回山本周五郎賞受賞作品。©2017 Satoshi Ogawa (P)2023 Audible, Inc. SF ホラー

ゲームの王国 下に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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上巻が苦痛だっただけに

下巻での回収が素晴らしい。
学べる言い回しや素敵だなと感じる一文も多々あった。
ラストに近づく程に楽しめたし、
いろいろなことを知れば知るほど、もう、手遅れだと分かってくる人生の様に。
個人的にはこの言い回しが気に掛かった。
あとがきでも言っている様に、一文でも心に残っているのだから作者の勝利になるのだろう。
そしてあとがきも、とても素敵だった。
個人的にはとても好きです。

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傑作

下巻はいきなり話が飛んでびっくりしますが、いずれにせよ、傑作です。
基本出てくる人が変です。ヘモグロビンばかり言う医者、不正に勃起するニュースディレクター、自我の生まれた日を完全に記憶する少女。
いろいろありますが、とりあえずチャーハンが最高すぎます。核磁気共鳴アルンとかも良い。
そして、他の方も書いてますが、後書きまで最高です。

これまで色々読んできましたが、私の中で、繰り返し何度も読む傑作の数少ない一つになりました。

後書きまで含め、この小説が生まれたこと自体に感謝します。

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あとがきを聴いて

それなら☆4が妥当。M1決勝みたいな感じで上巻は100点!下巻はちょっと落ちたなあ。。みたいな。
なんにしろ面白かったしこちら側へ伝えようとする気持ちはよくわかった。

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下巻も面白い

上巻から壮大な物語を見せられて期待値があがってます。上巻とは異なりますが下巻もやはり面白いです。
ムイタックとソリヤの長い長いお話…最後はあっけなくてちょっと残念。
あんまり本編とは関係ないようなたとえ話や逸話も面白くて楽しみました。
日本人智美の体験したカンボジアの貧困、医療の実情も興味深かった。
もっともっとこのお話の世界を楽しんでいたかった。

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壮大なゲームを体感

上巻の終わり頃から、もう下巻が待ち遠しかった。
設定も時間の流れも大きい。その中で登場する人物は小さい存在だけれど、点のようなその存在の色が濃い!
上巻に負けず劣らずユニークな人物が登場し、そして奇矯であっても、様々な感情のもとに行動し、時にその思いや生き方、顛末が深く心を抉る。
この時代に生きて、小川哲という作家に会えたことの幸運に感謝。

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とにかく読み切りました

倍速ではなく通常のスピードでゆっくりじっくり読みました。大きな物語に巻き込まれていく感じでした。

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時代は一気に現代へ移ったが

物語の終わり方が好きだった。
途中に登場する人物が多かったが、その場の役割の人、物語に関わってくる人と集中して聴いていないと戸惑う。
個人的には、下巻で現代になっても鉄板のような呪術師のような人が残っているのは、自分の経験からもリアルに感じた。
前々から思っていたが、カンボジアに行ってみたくなった。

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とにかく今までに体験したことのないとんでもないイチモツ

上巻で、これからポルポト時代の地獄絵図の中、二人が戦うストーリーをいつのまにやら妄想していただけに、下巻の始まりは衝撃的だった。おいおい作者自らネタバラシかよ!などと憤慨したりもした。もちろんそれは思い過ごしで、ここが物語の新たな始まりだった。魅力的な、あるいはかなりイカれたキャラクター達が、無理筋とも思える一本の線で繋がっていく。今までにこんな読書(聴取?)体験があっただろうか?個人的には、ムイタックの再登場シーンがとても良かった。

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なんだろうこの素人臭さは

と思いながら頑張って最後まで読みました。
後書を読んでなるほど
荒削りな感じで、勢いがある作品でした

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面白かった

とても面白かった
でも長かった
あとがきも面白かったし長かった
他の作品も読んでみたい けど長そうです

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