『ただしさに殺されないために~声なき者への社会論』のカバーアート

ただしさに殺されないために~声なき者への社会論

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ただしさに殺されないために~声なき者への社会論

著者: 御田寺圭
ナレーター: 吉田 健太郎
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このコンテンツについて

行き詰まる西欧近代、広がる格差、新型コロナウイルスによるパンデミックに動揺する2010年代末―2020年代の国内外の事象を取り扱いながら「多様性」「自由」「平等」を謳って差別する現代の闇を解き明かす。©Kei Mitatera Published in Japan by DAIWASHOBO (P). MEDIA DO Co.,Ltd. 政治学

ただしさに殺されないために~声なき者への社会論に寄せられたリスナーの声

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ストーリー
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「ただしさ」≠「正しさ」

世の中にまかり通る、耳触りのいい物語、強者に甘い物語、「正しい」とされる「ただしい物語」……。
世界を照らすスポットライトの、その影に焦点を当てた物語です。

私が常々感じていながら、友人知人と共有するのが難しかった、世の中の言説に対する違和感を、(当然ながら解釈の不一致が所々ありながらも、)とても簡潔に言語化してくれた本でした。

あとがきで何度も「物語を否定する」と述べていた所に恐れ多いのですが、私がこの本の序盤に持った感想は、世界に対して「こういう物語がしっくりくる」です。

「自己矛盾を孕んだものこそが真である」という自説を持つ私としては、「物語を否定する物語」のこの本を、「正しい」本として心の中に位置づけました。

しかし「ただしさ」に殺されないくらいの知恵はあるけれど、「正しさ」に殺されそうなくらい潔癖な性分はどうすべきなのだろうかと思います。

以前、皿洗い中に排水溝を眺めていて、身の回りを綺麗にする度に自分が汚くなる感覚がありました。
「汚いものを外に流して、誰かに押し付けて、綺麗になった私は本当に"綺麗"なのか?」と……。

そんな感覚が毎日ある訳ではありません。むしろ稀です。常に考えていたら、死んでしまうかも知れません。
しかし、それを忘れてのうのうと生きている毎日を、それ自体も罪深いと思うのです。

そして、そんな汚く醜い自分に目を背け続けることしか出来ていません。
清濁併せ呑むとは、どのような状態なのでしょうか。

ああ、そういえば「結論づけないこと」が正しいのだと、結論づけたのは自分でした。

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気付きの多い一冊

世界を一方から見ているだけでは、気付かずに反対側の人を傷つけてしまう。今まで考えたことのなかった視点を沢山与えてもらった。

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的確です

最近の社会と雰囲気を的確に表現しています。おすすめです!
こうやって表現されて、初めて認識でき、そしてまた次の社会へ進んでいくのかなと思いました。

最近の本の中で一番おもしろかったです。

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好みではなかった

入門書にしては耳障りで、専門書にしては浅すぎる。社会問題に対する個人的な意見について書かれた本。

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一人でも多くの人に薦めたい本

著者については全く知らないで読みましたが、今世界で起きてる事について私が思っていた事を聴き初めてレビューを書きたいと思いました

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ただしさとは

ただしさは、他者に向けられるものではなく自らに向けられるべきものと気づかされました。

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加害者側の視点

正しさの名の下に一方的、単純化される風潮に一石を投じる一冊。罪を憎んで人を憎まずを実践することは難しく、その概念を知りつつも今回の加害者は例外としてるうちに、全ての加害者や好ましくないものを透明化して社会から爪弾きしていることに気付かされた。気付かされたといって完全に改めることもままならない。正解のない議題にただただ考えさせられ機会を得た。

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すべての人に知ってほしい価値観

今まで社会の中で言葉に出さないことが正当化されててモヤモヤを感じつつ、善悪の判断が難しかった価値観が文章化されてて、非常に感動しました。
必ずしも正しいとは言えないけど否定もできない物事の価値観を見直す良いきっかけになる本です。

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とても面白いが、偏向している

特に植松の章や、精神科クリニックの放火事件の章など、独特の見解が面白い。最早絶滅危惧種になりつつあるリベラル批判には一理ある。他方、女性をマッチングアプリで男性を品定めする者という狭い枠で一般化してみたり、右派の陰謀論史観や執拗なヘイトなどには一切触れなかったりもする。また中国やハンガリーの言論統制は批判しつつ、政権によるメディアへの圧力については黙殺する。相当頭の良い書き手だと思うが、あえてある一定の客層を選んで書かれているため、鵜呑みにするのは危険な一冊ではある。後書きから、本人もそれに対して自覚的であるのもわかるのだが。

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