『さくら』のカバーアート

さくら

(小学館)

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さくら

著者: 西 加奈子
ナレーター: 岡井 カツノリ
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このコンテンツについて

この数年の間に、僕の家族にはいろんなことが起こった。そんな暮れのある一日、久しぶりにみんなが家に集まった。悲しみの深い淵のさらにその先で、物語は、ゆっくりと静かに始まる-。

*本タイトルは、差し替え修正済みです。(2025年6月16日更新)

©2005 Kanako Nishi (P)2020 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
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吉沢さんのファンってこともあって、ずっと読んでみたいと思ってました。言葉のチョイスが楽しくて、想像するとまた膨らみ、本当に居そうな家族像でした。ただ、読み終えて、映像はまだまだ先になりそうですが、聴けてよかった一冊です。

次が気になって仕事が手につかない

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ストーリーも感動的であったが比喩描写が凄い。聴いていて情景が目に浮かぶ。

比喩表現が素晴らしい

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こんなに引き込まれるのはやはり文章力なのでしょうか 次が気になってしょうがなく、後半は終わってしまうのがもったいなく思いました
個人的には後の大作『サラバ』につながる作風を感じ、この作品があったから『サラバ』があの完成度に練り上げられたように思います
重いところもかなりあるストーリーなので読む人によって感じ方は分かれるとは思うのですが、作品全体としてはほとんどの人が高く評価する作品ではないでしょうか

素晴らしく引き込まれました

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思わずメモってしまうような比喩と、色彩が鮮やかに浮かび上がる文章、アクシデントのショッキングさ、そうきたかと唸ってしまう繋がり、このさくらで、一番好きな作家さんになりました。

起こる事件がショッキング過ぎ!

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情緒的な比喩的表現でコテコテに飾りまくられたような印象の小説。作者の比喩ボキャブラリーと感性には脱帽するが、私はあまり入り込めなかった。

比喩的表現

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きょうだいの真ん中で育った主人公と同じ立場の自分と気づくと比べながら読んでいた。少し違うな…とか思ったり、同じだなぁと思ったり。最後にはすっかり物語に惹き込まれていた。

憧れの家族

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きれいなものの
綺麗さを描写するのがうますぎる。

あとで改善されると思いますが
現状
あとがき、文庫版あとがき、解説の割振りがずれてます。作者の狙いかと思って戸惑いましたが… たぶんアップする時のミスかな?

後半から持っていかれる

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迫力を感じさせる筆力に圧倒されながら聴き入ってしまい、物語の世界にどっぷりと浸からせて頂きました。

主人公は大学生のカオル。とある年の暮れ、久し振りに帰郷するところから話しは始まります。

普段離れ離れにくらしていた家族が久々に集まるのですが、家の中を漂うどことなくぎこちない空気。

そして物語は、幼かった頃の主人公の回想シーンで綴られてゆきます。幸せいっぱいだった少年時代。優しい両親。自慢の兄。勝ち気な妹。思春期の恋。色とりどりの思い出の中に、常に一頭の犬がいたのでございます。

その犬の名は「さくら」。

ある日、平穏だった日々が突然狂い始めるのでございます。そして驚愕の告白。恐怖さえ感じる恋心。やがて男達は逃げるように家を離れてゆくのでございます。

時は過ぎ、話は冒頭のシーンに戻ります。数年ぶりに家族みんなで迎える大晦日。まるでこの時を待っていたかのように、この家族に一大事が襲いかかるのでございます。

さくらはいつもそこにいた。

私も犬と共に生活した経験がありますが、犬というのは不思議な生き物だと思います。人間が犬を飼っているのか、犬に人間が飼われているのかわからなくなる時があります。

犬によってもたらされる幸福。犬によって繋がる家族。犬によって見せられる未来。とても聴き応えのあるお話しでした。

のめり込みました!

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ナレーションが素晴らしくて、
この話がオーディオブックのために書かれたのではないかと思ってしまうほどでした。

ストーリーは次男の目線で描かれます。
話が進むにつれて、両親は歳を取り、子供達は大人へと成長していきます。
本のタイトルにもなっている犬との日常や、
子供時代の数々のエピソード、そのひとつひとつがキラキラしていて、儚げながらもたくましくて、読み進めているうちに(聞き進める、になるのかな)この家族を見守るサポーターのような気持ちになっていきました。

中盤から、様々な変化や困難、悲しみが家族を襲いますが、ラストにはこの家族らしい豪快さで見事に窮地を脱すると言う内容でした。

涙あり、笑いありのドタバタ話ではあるのに、
西さんの類稀なる表現方法で、とても繊細な作品になっています。 

『愛とは、なんだ?』
このテーマがずっとのしかかっているように感じましたが、私の解釈は
『愛は永遠に続かないこともあるけども
家族の愛の素晴らしさは、いつもそこにある。
不変的なものである。』 
不変的な愛の象徴として描かれているのが、
犬のさくらであり、1匹のわんこが家族全員の心に
1番寄り添っている存在だったのかなと思った。
少し前に十数年連れ添った我が家の愛犬を亡くしたばかりだったので、あらすじを読んで惹かれたのだけど、心に深く残る1冊になった。

西加奈子さんの本をもっと読みたくなった。

ずっとそこにある愛

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西加奈子さんの作品ふ、面白い!
沢山増えて欲しいです。

面白かった

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