検索キーワード： ナレーター "石田 彰" すべてのカテゴリー

十三歳にして、素晴らしい陰陽師の資質を持つ安倍昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。 それ故に妬む者もおり、昌浩の目下の悩みは、陰陽生・敏次の“嫌み”。相棒のもっくんに慰められつつ仕事に励む昌浩のもとに、右大弁・行成が怨霊に襲われ死の病に冒されている、との報が入る。だがその事件の裏には、怨霊を呼び起こした謎の術者の存在があった。晴明の式占にあらわれた“不穏な影”とは一体何か――。

異邦の大妖怪 ・ 窮奇を退治するため、毎夜、都を見まわる昌浩と物の怪 “ もっくん ” は貴船神社で鬼女が丑の刻参りをしているという噂を耳にする。 一方、道長の娘 ・ 彰子の身にも、妖に取りつかれた遠縁の姫君の魔の手がのびる。 それらは全て、窮奇への贄として彰子を手に入れんとする妖異たちの企みだった。 昌浩は彰子を救うため、都の闇のなか奔走する。

日本近現代の名作小説や詩を、豪華声優人たちの朗読で味わうシリーズ。

京の都では神隠しが頻発していた。そんな中、藤原道長の娘・彰子の入内が決定する。さらに彰子は、以前、妖から受けた呪詛を発動させてしまう。異邦の妖怪・窮奇の仕業だった。 衝撃を受けた昌浩は、誰よりも大切な彰子の命を助ける為、相棒のもっくんと共に窮奇との対決を決意する。「来年絶対、螢を見に行こう」二人が交わした約束の行方は――。

神代の昔に閉ざされた黄泉の扉を、開こうと画策する者がいる。宗主と名のる謎の人物と、配下の女術師・風音。彼らが欲するのは神の血を持つ生贄。北辰が翳り瘴気が吹き荒れるなか、昌浩は都を救うため十二神将らと奔走するが……。昌浩に現れた“失せものの相は一体何を意味するのか―――。

大神ゼウスから、六聖獣として地上の動物達を統べる役目を与えられた、麒麟のユダ、鳳凰のルカ、青龍のゴウ、玄武のシン、朱雀のレイ、白虎のガイ。 一方、自らの意志で天界を去り、自分たちの出生の秘密を探る旅に出たキラとマヤの兄弟は、下界でオオカミ族の長「金狼のカムイ」と出会う。 しかし、天界の支配を頑なに拒み続けるオオカミ族に対し、大神ゼウスはその討伐命令を、ユダに下すのだった。 運命の歯車が徐々に軋み出し、天界に暗雲が立ちこめる中、非情な命令に心揺れる六聖獣。金狼のカムイの運命はいかに……。

最近昌浩は漠然とした悪夢に悩まされていた。そんな折に雑鬼達が、嫌な感じの百鬼夜行が都に近づいているとの報を知らせてきた。慌てて夜の見廻りに出た昌浩と相棒のもっくんは、その夜行に追われて彷徨っている、か弱い魂に出くわす。一方、晴明の命を狙う謎の女術師・風音の魔の手が、その後継者たる昌浩にも忍び寄る――。

天使たちの楽園である天界に不穏な空気が流れ始める。 もともと平等であった天使たちに、大神ゼウスは、上位、中位、下位というランク付けを行い、能力による序列を成す。このランク付けに端を発し、心貧しい天使は、天使でありながら上位の天使を妬み、争う者まで現れ始めた。 その最中において、ゼウスはさらに上級天使の中から、理性を持たぬ動物たちを属性ごとに支配する六聖獣を選ぶという。 天界の現状に心を痛めるゴウ、シン、レイ、ガイ、大神ゼウスの愛に疑念を抱くユダとルカ、異端とされる出生に悩み続けるキラとマヤ、そして、ユダを愛するが故にユダが愛するシンを妬むシヴァ。 伺い知ることの出来ないゼウスの意思に、上級天使であり、六聖獣候補９人のそれぞれの心が交錯する。 そして、心に暗黒を持つ者だけがその在処を見出せるという「暗黒の森」が、少しずつ、その姿を現し始める－。

不穏な影の気配を察知するシャーマンのトキと、息子の巫覡のタケル。強大な予知能力によって近い未来を占うトキは、これからおとずれるであろう災いの影を感じとっていた。 一方、天界を去ったキラとマヤは、母親の行方を探す中、不思議な力を持つシャーマンの存在を知り、東へと海を渡る。 そして天界では、神官パンドラがシヴァの神官就任をゼウスに進言していた。神官へ就任するための条件として、ゼウスはある使命をシヴァに課すのだが、その使命は「ある人間を殺す」ということで……。

時は平安――。十三歳にして、素晴らしい陰陽師の資質を持つ安倍昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。 黄泉の封印を解くための鍵として、紅蓮の魂は屍鬼に取り込まれてしまった。封印を守るため紅蓮を殺すか、何も出来ずに黄泉の軍勢が人を滅ぼすのを見ているか……心の奥底が叫ぶ、紅蓮を失いたくないと。逡巡の果てに、昌浩は決意する。そして宗主が潜む出雲国へと出立した――。

時は平安――。十三歳にして、素晴らしい陰陽師の資質を持つ安倍昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。 黄泉の封印を解くための鍵として、紅蓮の魂は屍鬼に取り込まれてしまった。封印を守るため紅蓮を殺すか、何も出来ずに黄泉の軍勢が人を滅ぼすのを見ているか……心の奥底が叫ぶ、紅蓮を失いたくないと。逡巡の果てに、昌浩は決意する。そして宗主が潜む出雲国へと出立した――。

反旗を翻した天使たちは大神によって裁かれる──。 ゼウスによって蹂躙を与えられ続けるユダ、そして十字架に礎にされるシン。今もなお、天空城ごと凍りづけにされたままのルカ、ゴウ、レイ、ガイ、キラ。大神に違命した彼ら天使に下された戒め、抜け出すことの出来ない混沌の闇のような、無間の責め苦は続く……。しかしその中で、天使たちは一筋の光を見いだす。それは責め苦からの解放か、それとも大切なものを失う崩壊か……。だが天使達は恐れなかった。後ろを振り向くことなく、その光に向かった。天使たちは願う。真の平和が訪れることを──。

川内康範原作の知る人ぞ知るお語。20××年・東京サミット。そこで各国要人の暗殺計画が進行していた。暗殺者のコードネームは『カメレオン』。その名が示すとおり、彼はあらゆるものに姿を変えることが出来た。七色仮面・蘭光太郎とシークレットサービスの高城は、謎の暗殺者を追って捜査を開始する。かくして始まる七色仮面とカメレオンの変装合戦。サミット当日、七色仮面・蘭光太郎はある人物に化けてカメレオンを待ち受けるが……。

神官カサンドラの策略におち、天界へと強制送還されてしまったルカ、ゴウ、レイ、ガイ、キラの５人。ついた先は天空城であったが、そこにはゼウスによる過酷な罰が待ち受けていた。 一方、ユダ、シン、シヴァ、パンドラ、マヤも天界へ戻る。そして、シンとマヤを残し、ユダはゼウスに背いた罪をひとりで背負おうと、ゼウスの神殿に向かうのだが……。

大神ゼウスの非情な命令を受け、地上へと降り立ったシヴァとパンドラ。人間を殺めることへの戸惑いを隠せないシヴァだったが、とうとうその決意を固める。そしてシャーマンのトキ、タケルの成敗を画策するパンドラに絶好の機会がおとずれるのだった…。 一方、ゼウスの真の目的に気づいた六聖獣も、シヴァとパンドラを追って地上へと降臨していた。彼らは目的のために二手に分かれ、それぞれの行動を開始する。

声優・アニメ業界の本当にあった話を下敷きにオーディオドラマ化された「耳元で再現される恐怖」にあなたは耐えられるでしょうか？ 都内某所にある録音スタジオ、そこには常に清めの盛り塩がされている―

ユダに近づきたい──ただその一心でタケルに手にかけてしまったシヴァは、恐れ、苦悩していた。この事がユダに知られてしまったらと……。一方、目的を果たせず天界に帰還しないパンドラに業を煮やした大神ゼウスは、副神官カサンドラを、地上へと降臨させるのだった。 シヴァに執着する理由が秘められたパンドラの凄惨な過去、ゴウたちの前に立ちはだかるカサンドラ、そして再びユダの前に姿を現す金狼のカムイ。希望の箱、タケルとトキの安否を巡り、天使達は動き出す……。

麒麟のユダは、ひとり鍛練の日々を過ごしていた。大神ゼウスの行いの数々を、もはや見過ごすことができず、遠くない未来に反旗を翻すつもりなのである。そんな彼を諌めたのは鳳凰のルカだった。ルカはゼウスにもう一度だけ、自分たちの思いを伝えようと諭す。 その頃、思うところがあり、ゼウスの神殿の前まで来ていたシヴァは、神官であるパンドラに出会う。シヴァは警戒心を抱くが、パンドラの方は「シヴァの味方」だと言い、「いつでも、どんなときでも、あなたをお助けします」と告げるのだった。 ゼウスの元を訪れたルカは？　パンドラの真の思惑は！？