040.「変化するのは当たり前」

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このコンテンツについて

新しい環境に入る時、初対面の方と会う時など、何か新しい物事に出会う時に多くの方は大なり小なり不安を感じるのではないかと思います。今回はそんな不安に関してお話させて頂きました。新しい場所に行ったり、事を始めたりする時に慎重になったり不安になるのは人間の防衛本能からくるものでもあるので、これは当たり前です。でも、不安が過剰に働きすぎるとまた生き辛くなってしまうものです。人間をはじめ物事は変化するのが当たり前です。“絶対に変化しないぞ！”と頑張るほうがエネルギーを使うとも言われています。それはなんとなくわかりますよね。人間だって年を重ねていけば身体の調子も変わってきます。建築物だって経年劣化します。植物だって芽が出て花が咲き、実がなって枯れていきます。それが自然の摂理です。それを若いまま、新品のままにしておこうとするのは不可能だと思うのです。なので、変化を楽しむくらいでいられると人生豊かに暮らせるのではないか・・・そんな風に思っています。気持ちだって変化します。落ち込むような事があってもずっと同じレベルで落ち込んでいる事はできません。これは楽しい瞬間が続かないのと同じことです。なので、どんなに落ち込むことがあっても絶対気持ちが上がってくる瞬間がくると信じて、そのネガティブな感情を感じ切るのも一つの手段です。ただそれはなかなか辛い事ですし、もしそこで妄想を広げてしまうと収集がつかなくなる事もあります。ですからそんな時は一人で抱え込まないで人に相談したり、友人に話したりしてみて欲しいと思います。他人からの視点だとそんなに最悪の状況に見えないこともあります。そしてその視点を知る事で妄想からハッと目が覚めたりするもの。またどんよりと落ち込んでしまった時、出来るようでしたらちょっと自分の気持ちを俯瞰してみるのも一つその闇から抜け出す手段です。“あ～今、自分は気分が落ちてるな・・・”そんな風に自分を客観視できると、意外とそれ以上落ちこめなかったりするものです。そして時間とともに気持ちが変化するのは当たり前と考え、気持ちの上がり下がりを見つめるくらい余裕が出来ると自分の感情扱いの上級者だと思います。これはなかなか難しいですが。今回は変化の時って不安になるよね。でも変化するってあたり前の事だからそう思って客観視したら楽になるのでは・・・とそんなお話をさせて頂きました。