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ボイスドラマ「禍ツ魂」

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このコンテンツについて

「その声は、命を削って届いた」新人声優ルイが挑んだのは、異色の鬼アニメ『鬼師』のラスボス「禍ツ魂」。過酷な現場、突きつけられる現実、そして自身の病——それでも、彼女の声は人々の心を震わせた。SNSでバズり、異例の主人公交代。感動と希望のラスト、そして次回作『蛇抜』へ繋がる予告も─心震える45分、あなたも“あの演技”を聴いてください。(CV:山崎るい)【ストーリー】[シーン1:スタジオオーディション『鬼師 vs 禍ツ魂』】◾️SE:雷鳴轟く豪雨の中『おのれぇ!こざかしい鬼師どもめがぁ!おまえらごときにこの禍ツ魂の術が破れるものか!?これでもくらえ〜!!』◾️SE:爆発音『なん・・だとぉ〜!!!術が効かぬ!鬼瓦に吸い込まれる!!!くそぉぉぉぉ〜!鬼師めが!これで終わりと思うなぁ〜!きさまを倒すまでわれは何度も蘇えるからなぁ!』◾️SE:音響監督のモブ声「はい!オッケー!」あ〜、しまったぁ。ちょいと、やりすぎちゃったかも。いつもの調子で、ハラから思いっきり声だしちゃった。最後、アドリブまで入れてるし・・・ってか今日、バイト先で超ムカついたんだよねー。店長に。早朝のシフト終わって私にかけた言葉が、『おつかれ〜。オーディションがんばって。あでもー。声優なんて食ってけないんだからいい加減あきらめたら〜?』だって。ざけんな、っつうの。あ〜!ったく、セリフに力入ったわ〜。あ、いかんいかん。まだオーディション終わってないし。今日は、一年後に放送される2026年夏アニメのCVオーディション。って早すぎ?いやいや、TVアニメなんてそんなもんよ。絵が出来上がる前のアフレコなんてザラだから。タイトルは『鬼師』。鬼師というのは、鬼瓦を作る職人のことらしい。舞台は愛知県高浜市というところ。なんでも、瓦の生産量が日本一なんだって。へえ〜。知らなかった。物語の世界は、平安時代末期から鎌倉時代。世の中には鬼が闊歩し、人々に畏れられていた。まさに『百鬼夜行絵巻』の世界。鬼たちが集まる高浜には、鬼師がいた。鬼師とは、鬼を討伐する専門職。特殊な結界を張った瓦に、鬼を封じ込めて葬り去る。はるか遠い昔の物語。鬼師と鬼の果てしない戦いを描くアニメだった。CVオーディションは音響監督の決めうちじゃなくて、呼ばれた声優たちがいろんな役を演じる。私はラスボスの鬼じゃなくて、ヒロインの美少女鬼師狙い。だって最近、アニメじゃいっつもモブか人外ばっかなんだもん。そうそう。気持ちを切り替えて、と。よろしくお願いしま〜す!![シーン2:自宅のアパート】◾️SE:小鳥のさえずり/朝のイメージ結局、決まったのは鬼の役。セリフにもあったけど『禍ツ魂』という、すごい名前の鬼。めっちゃ強そお〜。源頼光(みなもとのらいこう)に討伐された酒呑童子(しゅてんどうじ)の転生した姿だって。フィクションだけど。確か、台本の決定稿きてたよなあ・・・◾️SE:台本をペラペラめくる音あれ?なんか、これ。オーディションのときと変わってない?この内容、主人公は・・・禍ツ魂・・・私〜っ!?うっそぉ!いやいや。違う違う。主人公のCV名は私じゃないし。私の名前は下の方だし。いまビデオコンテ作ってるとこだって言ってたけど。監督とシナリオライターの間でなんかあったのかなぁ。と、と、とにかく。本番までまだ一ヶ月あるから、台本読みこんどかなきゃ。役作り役作り。[シーン3:渋谷のアフレコスタジオ】◾️SE:スタジオのガヤ「おはようございま〜す!禍ツ魂で入らせていただきます!ルイです!よろしくお願い申しま〜す!」15分前。よし、まだスタッフさんだけだ。じゃなくて、音響監督さんは副調整室の中か。モブシーンを先に録ってるんだ。あ、あの子たち。私の同期。今回はモブ役なんだね・・◾️SE:同期の声優がスタッフに対して「おつかれさまでした」「あ、あ・・お、おつかれさまでした。あ、あの・・・」え?なんか、フツーにスルーされちゃった。どゆこと?私、なんか、悪いこと、した?と思う間もなく、鬼師役の声優さんが入ってくる。そうだ、主人公。彼女に決まったんだ。別...

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