エピソード

  • 特別編「30年前の7月 木星に彗星が衝突!」@美星サイエンスカフェ
    2024/07/25
    ポッドキャスト限定配信&復活のソラジオトークソラジオトーク from OKAYAMA特別編「30年前の7月 木星に彗星が衝突!」@美星サイエンスカフェ30年前の7月 シューメーカー・レヴィ第9彗星が木星に衝突!この出来事から、太陽系の惑星に天体衝突が起こりうるとして宇宙を監視するという重要な仕事のはじまり。今回は、美星スペースガードセンターの方が不定期で行う美星サイエンスカフェへ伺いました。美星サイエンスカフェでは、スペースガードの仕事内容であったり宇宙・天文に関することを解説していただけます。カフェでゆったりしながら、宇宙の話を聞いて、楽しいひとときを。美星スペースガードセンターイベント情報は、こちら日本スペースガード協会①美星スペースガードセンターの仕事について (2:25頃~)日本スペースガード協会 二村さん②木星に彗星が衝突! (21:10頃~)日本スペースガード協会 奥村さん美星町のお食事処「星の郷」https://biseikankou.jp/gourmet/05-08.html
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    48 分
  • 石垣島天文台の研究員の仕事
    2024/05/31
    ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ。石垣島天文台研究員の早津です。 今回のテーマは、「石垣島天文台の研究員のお仕事」についてです。 さて、梅雨入りを迎えた石垣島ですが、島の気候は比較的過ごしやすく、固有種のヤエヤマヒメボタルが見頃を迎え、石垣産の果物、パインやバナナなどが旬を迎えています。私が石垣島に研究員として暮らし始めて1年と9ヶ月が経ち、魅力たっぷりのこの島に日々心癒されながら、石垣島天文台ライフを満喫しております。 私の仕事は石垣島天文台にある「むりかぶし望遠鏡」をつかった科学観測のオペレーションや、チリにあるアルマ望遠鏡をつかった研究です。研究以外にも教育活動や広報普及活動も業務に入っています。 様々な活動を通して、どうしたら石垣島天文台の研究員になれますか?どんな仕事をしているんですか? と嬉しい質問を何度かいただいたことがあります。ですので今回は、エピソードを交えながら、 ○石垣島天文台研究員のなりかた ○研究員の仕事で楽しかったこと ○自分の研究について の三つについてご紹介したいと思います。 ○まずは、石垣島天文台研究員のなりかたについてです。 前回のオーディーで、石垣島は「空の良さ」「地理的な良さ」「施設の良さ」 三拍子揃っている、日本からの天文観測において普遍的な価値をもった島ということをご紹介しました。 その「施設の良さ」について、VERA石垣島観測局とともに重要な役割をになう石垣島天文台では、八重山星の会職員と国立天文台職員が常勤しています。 私の雇用枠は、国立天文台天文情報センター特任研究員になります。 求められるスキルは、  ・天文学関連分野の博士の学位またはそれと同等の能力・経験を有すること  ・天文学研究および教育・広報普及に関する知識と経験を有すること となっております。 研究員以外にも運用支援、事務、装置開発、望遠鏡整備など色々な石垣島天文台への関わり方があります。 また、石垣市や琉球大学も、石垣島天文台運営機関の一つです。 他の天文台では趣味として星空案内人などの資格を取得し、 天文台職員になった方もいるそうです。 天文学はいろいろな興味と繋がることのできる学問だと思いますので、 お仕事にするかどうかに関わらず、例えばこのラジオの時間を少しのきっかけにして 「宇宙って面白いなぁ」と興味を持ち続けていただけましたら幸いです。 では、次の話題です。研究員の仕事で楽しかったことについて。 以前、「天文台では1日にどんな仕事をしていますか?」とお尋ねいただきまして、 そこからご紹介したいと思います。 何時に何をします、みたいなものを言いたかったのですが、 本当に日によるし、時期によるのでなんとも言えません。 大体締め切りに追われています。 論文や観測提案や次の職の応募や発表や研究費申請など、あります。 研究会を主催して研究者に来てもらうこともありますし、 発表しに国内や海外に出張することもあります。 夜に観測ができそうなら遅めに出勤して、メールチェックや最近でた論文のチェックをしたり、 リモートで共同研究者や友達の研究者と議論や教科書を読む会をしているので、その準備をします。 それが研究活動そのものになったり、研究の準備になったりします。 あとはモニターのメンテナンス、ミーティング、観測準備と観測を行ったりします。 そんな生活の中で、もちろん楽しいことばかりではないですが、一番楽しいのはやっぱり研究だと思います。 研究については次の話題で話すとして、色々な業務をやれるのが石垣島天文台の研究員の特徴的なところだと思いますので、それをいくつか紹介します。 まず、ただ楽しい仕事はモニターを作る時のドリルをつかった穴あけです。 あのDIYなどのドリルです! 前回のオーディーでも南十字星モニターについて少しご紹介しましたが、 モニターは研究員によって自作されています。 先代から受け継いだノウハウを継承しつつ、湿気や老朽化と戦いながら、 不具合の起こらないようメンテナンスしております。 他にも...
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    10 分
  • 鏡野町
    2024/05/24
    ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ鏡野観光局地域おこし協力隊 川北です。 今夜は、「鏡野町」についてお話をします。 鏡野町は 鳥取県境に位置します。山に囲まれた町内を岡山三大河川の吉井川が流れていて、 キャンプやスキーを始めとした豊かな自然の中で体験体感できるアクティビティが 数多くあります。 岡山市内からは車で約1時間20分。 温泉があって、滝があって、紅葉もあります。「うーんっ」と深呼吸をすれば、身体が柔らかい空気で満たされる、自然豊かな小さな里山です。 ここ鏡野町には 地球に接近する小惑星や、地球の軌道上にある使い終わった人工衛星やロケット、 その破片などの「スペースデブリ」(宇宙ゴミ)の観測を行っているレーダーによる観測施設「上斎原スペースガードセンター」があります。 鏡野町で星空観察会を行っていますが、観察会の時にも流れ星のようにみえる 人工衛星は、空が暗くなった時間帯6時~8時ぐらいの間でしょうか? 人工衛星は、太陽の光を反射してみえるため 流れ星と間違えてしまうこともあるくらいです。 ちなみに雷は秒速340m。 問題:人工衛星は次のうちどのくらいの速さで地球をまわっているでしょうか? 正解は、②番の秒速8kmです。これは、1時間半くらいで地球を一周できるスピードです。 ①番は、月や他の惑星へ行くロケットのスピード ③番は、飛行機の速さになります。 ここ鏡野町では、 4月から星空観察会を定期的に行っています。 空の暗さと自然を生かしたアクティビティも現在企画中です。 鏡野町では、奥津湖カヤック体験・サップ体験・トレッキング・キャンプ場・温泉など、自然を体験しながら1日楽しむことができます。 世界的にも珍しいウランガラスをテーマにした妖精の森ガラス美術館があります。 ごく微量のウランを着色材としてガラスに加えると 黄色や緑色の色彩を持つ透明なガラスとなり真っ暗な中で 紫外線ランプ(いわゆるブラックライト)で照らすと緑色に妖しく輝き蛍光を発する特徴をもっています。吹きガラス体験などさまざまなツアーがありますので、 詳しい内容は新しくなった鏡野町HPをご確認ください。 1日の最後にここ鏡野町で星空を眺めてみませんか? ここからはトークでお届けします。 Q 川北さんはなぜ星を観光の一つとして考えたのですか? A もともと星が好きでして、自分がこの街でできることは何だろうと考えたときに、ここのきれいな星をテーマにして何かやりたいってなりました。 4月から正式に星空観望会を体験できるようになりました。 Q ちなみに好きな星って? A 木星ですかね。デカい・明るい・望遠鏡で見ても綺麗の三拍子です。   あとすばるも好きです。名前の由来にもなっているので。 Q 星をみていて印象的なできごとって? A 空気が澄んでいて、今日いつもに増してめちゃくちゃ星綺麗だなって日があるんですよ。そんな日に星を見れたらうれしいですね。あと流れ星が好きです! Q 鏡野町の星の見え方を教えてください。 A 鏡野町は山々に囲まれ標高も高く空気も澄んでいるため都市部に比べて比較的多くの星を見ることができます。 Q 実際に行った星空観察会の様子を教えてください。 A 実際に行った星空観察会ですが、 星空観望はどうしても天気に左右されてしまいます。 空の暗さや、周りの環境は、とてもいいのでぜひ見に来てほしいのですが、 1回目は、春の星をみながら、天気は、晴れていました。 2回目は、ゴールデンウイーク期間に行いましたが、きれいにみえました。 Q 今企画中のこと可能な限り教えてください。 A 今、お月見とカヤックを組み合わせて…みたいなことを考えています。 Q 今後も定期的に星空観察会を行っていくのですか? A 定着するように毎月新月前後の週末に観望会を行っていく予定です。 かがみの旅とくらしHPhttps://www.kagamino.holiday/様々な体験プランがありますので、チェックしてみてください。 以上解説は、鏡野観光局地域おこし協力隊 川北でした。
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    10 分
  • 日本初 星空保護区認定と石垣島天文台について
    2024/05/17
    ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ。石垣島天文台 研究員の早津です。今回のテーマは、「石垣島天文台」についてです。まずは石垣島についてご紹介します。石垣島は、沖縄本島から南西へ約410km、飛行機で1時間ほど行ったところにある東シナ海に浮かぶ八重山諸島の島のひとつです。島の大きさは、県内で1番は沖縄本島、2番はおとなりの西表島についで、3番目です。南北の長さは約35kmで、南の島の魅力がたくさん、コンパクトに詰まっている島になります。白い砂浜と透明度の高い海が有名で、特にマンタとの遭遇率はとても高く、世界中から多くのダイバーが訪れることでも有名です。ですが、石垣島の魅力は星空にもあります。ラジオ放送でご紹介したように、石垣島は、2018年に日本で初めて星空保護区に認定。いわば星空版世界遺産に認定されるほど、自然のままの夜空が残っています。石垣島のガイドブックには美しい星空について特集が組まれ、石垣島天文台もよく紹介されています。また、ジェット気流や偏西風の影響が少ないため、星は瞬きが少なく、さらに緯度が24度と低いので、全天88星座のうち南十字星を含めて84の星座が観測可能です。冬場は一等星なら21個全て見ることができます。ぜひ、観光の際は、星空を眺めていただきたいです。以上の事から、石垣島は「空の良さ」と「地理的な良さ」をもつ、天文観測の好適地です。なので、この小さな島に国立天文台所属の観測施設が二つもあるのです。ひとつは20m電波望遠鏡があるVERA(ベラ)石垣島観測局。もう一つは、九州沖縄最大口径の可視望遠鏡、むりかぶし望遠鏡を有する石垣島天文台になります。石垣島は「空の良さ」「地理的な良さ」「施設の良さ」三拍子揃っている。日本からの天文観測において普遍的な価値をもった島ということになります。ちなみに「むりかぶし」とは、八重山地方の方言で「すばる(プレアデス星団)」を指します。2006年の竣工時に市民からの公募で名付けられました。105cmの一枚鏡をもつ、むりかぶし望遠鏡は、400kmはなれた沖縄本島の蝋燭の光を捉えられるほどの高い感度をもっています。石垣島天文台では、一般の方向けに夜の観望会や昼間の施設公開を行なっています。夜の観望会は現在、土日祝日に、実際にむりかぶし望遠鏡を使用して行なっています。昼間の施設公開では、ドーム内まで見学いただいて、むりかぶし望遠鏡で撮影した画像や映像をご案内したり「宇宙シアター」という3Dメガネを使用して宇宙を立体的に感じていただく上映会も行っております。8月に石垣島へのご旅行を検討している方は、石垣市が主催する南の島の星祭りをチェックしてみてください。2024年は、8月10日(土)です。また高校生向けの「美ら星研究探検隊」も2024年8月7日~8月9日にあります。むりかぶし望遠鏡やVERAを使って研究体験をする2泊3日のプログラムです。昨年度の高校生たちは小惑星候補をみつけて、天文学会のジュニアセッションで成果を発表しました。私も微力ながら観測のお手伝いをさせていただき、とてもよい思い出になりました。なかなか石垣島は遠くて来られない、という方はぜひ石垣島天文台の南十字星モニターを眺めてみてください。↓アクセス先↓石垣島天文台 南十字星モニターリアルタイムの石垣島の南の空の様子がご覧になれます。夏は画角を変えて天の川モニターになります。モニターのメンテナンスは私の仕事なのですが、実は二週間後の31日も放送のお時間をいただいておりまして、その際に南十字星や研究員の仕事について少しご紹介したいと思っています。また東京都東久留米市のラジオ「くるめラ」でも二ヶ月に一回のレギュラーコーナーを担当させていただいています。次回は2024年7月10日(水)10時にご視聴いただけます。広報・教育・研究の各方面において運営をつづける石垣島天文台ですが、その継続的な業績を讃えられ、令和4️年度と5年度2年連続で天文学の賞をいただきました。これからもスタッフ一同一層励んでまいりますので、進化し続ける小さな天文台、石垣島天文台にぜひ一度訪れてみてください。それでは...
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    6 分
  • 変光星と若い天体
    2024/05/10
    ソラジオトークfrom OKAYAMAへようこそ 変光星と星の誕生を主に研究しています。岡山理科大学の福田です。 今回のテーマは、「変光星と若い天体」でしたね。 放送分で解説したように、 光り輝く星、恒星。 この恒星の中でも明るさが変わる星があります。 これを変光星と呼んでいて、今までに223万個以上の変光星が発見されています。 まず、太陽がどのようにして誕生したのかをお話しします。 太陽は分子雲と呼ばれるガス雲が重力によって集まり、収縮して誕生したと考えられています。 ものが集まってくると、圧力と温度があがっていきます。 この状態で光っている星を前主系列星といいます。 その後、重力収縮がさらに進み、中心の温度がさらに上がると、中心部では水素の核融合反応が始まります。この状態の星を主系列星と呼びます。 現在の太陽も水素の核融合反応で光る星で、主系列星に分類されています。 先ほど、太陽の誕生の説明をしましたが、おうし座T型星はこのような天体の代表例です。 変光星には色々な種類がありますが、その種類に応じて、代表星の名前に型をつけて、なになに型と呼んでいます。つまり、おうし座T星を代表とした変光星の種類を、おうし座T型星と呼んでいます。 おうし座T星は、おうし座にある変光星で、ヒアデス星団のV字型を型作る最も北の星の近くに位置します。 年齢は、数百万年の非常に若い天体で、地球から471光年の距離にあります。 おうし座T型星 前主系列星は大変面白い特徴を持っています。 地球や木星など惑星を育む円盤の構造が存在し、最新の電波望遠鏡でその姿が調べられています。 ジェットと呼ばれるガスの噴出現象も観測されています。 おうし座T型星自身も様々な理由で、星の明るさを変化させます。 太陽も現在の状態になる前はいろいろなことが起こったと考えられます。 さて、ここからは、さまざまな種類がある変光星の中で、重要な天体についてご紹介します。 天文学の歴史上、もっとも重要な変光星の型は、問題の選択肢にあったケフェウス座デルタ型星です。 ケフェウス座デルタ型星はセファイドあるいはセファイド変光星ともいいます。 この変光星では星自身が周期的に膨張と収縮を繰り返す「脈動」によって、その明るさが変化します。 脈動の周期と、天体の真の明るさに関係があることが発見されたため、銀河系近傍の銀河の距離を測定することに使われました。 ハッブル=ルメートルの法則として知られている、宇宙膨張の法則は、 こういった脈動変光星の観測によって発見されたのです。 最近、宇宙は加速膨張しているといった話を聞いた人もいるかと思います。 宇宙の加速膨張を調べた研究も変光星を用いて調べられました。 その変光星はIa型超新星と呼ばれる天体です。 Ia型超新星の正体は連星系をなす白色矮星の爆発で、爆発の仕方がいつも同じであるため、 その明るさもいつも同じであると考えられています。 このことから遠方の銀河の距離を測定することに、Ia型超新星が使われました。 ただ、このIa型超新星となる直前の状態に関しては、まだ研究途中でよくわかっていません。 2つの白色矮星が合体して爆発する説。白色矮星の隣の星から質量が降り積もって爆発する説があります。 もう一つの選択肢にあったアンドロメダ座Z型星は将来Ia型超新星をおこすかもしれない変光星です。 アンドロメダ座Z型星の光を調べてみると、高温の星雲と、低温の恒星といった、 熱い天体と冷たい天体の両方の特徴が見られます。 2つの特徴が共存していることから、共生という言葉が使われ、共生星と呼ばれています。 共生星は、白色矮星と巨星からなる連星であることが知られており、Ia型超新星へと進化する候補天体として、現在注目されています。 星は一つ一つ距離が離れていて、それぞれ特徴を持っており、様々な観測をすることで、新たなことがわかってきます。 岡山理科大学で一緒に学んでみませんか? 以上解説は、岡山理科大学の福田でした。
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    5 分
  • 質問「宇宙の果て」について
    2024/05/05
    ソラジオトーク from OKAYAMA今回は、番組リスナーの方より質問がありました。「宇宙の果てってどうなってるの?」この質問をしました。岡山理科大学 福田先生京都大学岡山天文台 戸田先生宇宙の果てってどうなっているのでしょうか?あくまでイメージとしては、無限に広がる?だとか、真っ暗?狭くなっていく?など色々な想像があるかと思います。結論としては、調べる方法が現段階では無い。約138億光年の距離が観測可能な宇宙の果て。宇宙の果てがどうなっているか?はわからない。とのこと。しかし、宇宙は広がり続けている。広がり続ける環境・状況にあるとのことです。この「宇宙の果て・広がり続ける」には、宇宙空間にあるいまだ正体不明の物質「ダークマター」「ダークエネルギー」を知る必要があるようです。また、我々の住む地球は、天の川銀河・銀河系・太陽系・我々の銀河などと呼ばれるのですが、銀河自体は広がっていない。銀河同士がぶつかっていることもある。という話も。質問をくださったリスナーの方、回答になりましたでしょうか?番組への質問・メッセージは、番組HPへお願いします。
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    6 分
  • 実際の日食の見え方について
    2024/05/04
    ソラジオトーク from OKAYAMA実際の日食の見え方について京都大学岡山天文台 戸田さんにうかがいました。日食とは、太陽・月・地球が一直線上に並んだ時に月が太陽を隠す現象です。日食の種類は、3種類。部分日食太陽の一部が月によって隠れる現象皆既日食月が太陽全体を隠す現象金環日食月が太陽を隠すが、太陽の方が月より大きく見えるため輪っか(リング)のように見える現象。ここまでは、みなさんがよく知っている内容だと思います。皆既日食時は、月によって全体が隠されますが、全体が隠れたときに月のまわりから白く刷毛ではいたような線が見えてくる。これは、太陽のコロナが見えているそうです。写真を撮り忘れるくらい、非常にきれいだそうです。この現象は、伝えるなら暗い空が吸い込まれていっているかのよう。普段みる日食の図(絵)は平面でみることが多いかと思います。図のみをみると1カ月(約27日)に1回 月は地球を公転しているため12回日食があるのでは?同様に、月食も12回ある?しかし、月の軌道は、太陽の軌道に対して傾いているため太陽・月・地球と一直線に現象になるのは、年に2回から3回。計算上は、年間5回おきることもあるようです。また、月は地球の約4分の1サイズであるため、地球全体を月が隠すことはありません。日食現象を見られる地域が限られるということです。Q. 地球からみると太陽は固定されている?A. 固定されているように見える。太陽を中心に公転しているから。ただ、太陽は、銀河をまわっている。Q. 太陽系以外に惑星ってあるの?A. あります。太陽系外惑星といいます。恒星(自ら輝く星)のまわりを回っている惑星を今探している。また、我々が住む地球は、太陽系ですが、恒星(太陽)が1つの系は、少数派だそうです。京都大学岡山天文台 戸田さん ありがとうございました。
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    9 分
  • 日食の旅
    2024/05/03
    ソラジオトーク from OKAYAMA今回は、京都大学岡山天文台 戸田さんの日食旅行の話を聴きました。出演は、京都大学岡山天文台 戸田さん・宙の学校 校長 かわいじゅんこさん・FM岡山 青山です。2024年4月8日 皆既日食を見にアメリカ合衆国に行った戸田さん観測地は決めずに行きたいところ(見れるところ・晴れそうなところ)へ行く!日食を見に行っている仲間と情報交換をしながら結果:アーカンソー州で日食を見ました。※雲量とは、雲におおわれた部分の空全体に対する 割合。今回の日食は、メキシコ~アメリカが見れました。金環日食 2023年10月15日 アメリカ北西岸からメキシコ湾、中米、ブラジルなどで見られた。1800Kmキャンピングカーで走ったそうです。ポイント!日食の現象があるときは、海外ではホテル代が高くなる。2019年7月3日 皆既日食(南太平洋~チリ、アルゼンチン)高台にあるホテル・屋上がテラスになってるところで見たそうです。観測地まで行く道中で知り合いに偶然ばったり!現地での出会いも楽しい!日食の縁。どこに行っても毎回、今回が最高!日食の見え方がどこにいっても違うのがまたいい。次回の日食2026年08月13日 スペインへ行くかも? 皆既日食岡山県で見れる日食情報!2956年8月27日皆さん健康に気を付けて、長生きしましょうね!岡山県で見れる日食情報!2956年8月27日!京都大学岡山天文台 戸田さん・宙の学校 校長 かわいじゅんこさんありがとうございました。
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    28 分