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サマリー
あらすじ・解説
フジテレビアナウンサーが『東北モノローグ』(いとうせいこう著/河出書房新社)を朗読、新たな形で東日本大震災の記憶を伝えていく。『東北モノローグ』は、著者のいとう氏が東北を訪ね歩いて記録した、さまざまな声を“聞き書き”としてまとめたもの。語りの力にあふれたこの本の中から4章を朗読する。 「私自身は津波を見ていない・・・」自分が震災を伝えていいのかという葛藤を抱えながら語り部になった高校生。考えを変えたある出来事、そして先生や友人との貴重な出会いとは。 「民放NHK6局防災防災プロジェクト」は震災から10年となった2021年にスタート、防災・減災に関するドキュメンタリーやニュース企画を各局で制作・放送してきた。この朗読企画は、今年のプロジェクトの取り組みのひとつとなる。実際に震災を経験した「語り部」が減っていく中、「語り手」として東日本大震災を将来に伝え継ぐ試みだ。