• 【5分で聴く♪文春新書】青柳雄介著『袴田事件 神になるしかなかった男の58年』

  • 2024/08/19
  • 再生時間: 23 分
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【5分で聴く♪文春新書】青柳雄介著『袴田事件 神になるしかなかった男の58年』

  • サマリー

  • 9月26日、戦後最悪の冤罪事件「袴田事件」の再審判決が下ります。1966年に袴田巌さん(88)が強盗殺人・放火の疑いで逮捕されてから58年――事件の深層を丹念に解き明かし、袴田さんをめぐる人々の感動的な物語を描いたノンフィクション『袴田事件 神になるしかなかった男の58年』が仕上がりました。             拷問に近い取り調べて”自白“させられ死刑を宣告された袴田さんは、徐々に精神の変調をきたします。〈机のろうそくに火が点けられた。これが燃え尽きるとわたしは死ぬし、世界は滅びるのだと思っていた〉(1981年11月8日)。あまりの苦悩に苛まれた袴田さんは、次第に自分自身を「全知全能の神」と思い込むようになります。ジャーナリストの青柳雄介さんは、まだ袴田さんが獄中にいた18年ほど前から取材を開始。2014年に再審と釈放が認められてからは、静岡の袴田さんの自宅近所に移住して密着取材を続けてきました。作品の舞台裏を青柳さんが語ります。 

    (聞き手:大石正輝・文春新書編集部)


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あらすじ・解説

9月26日、戦後最悪の冤罪事件「袴田事件」の再審判決が下ります。1966年に袴田巌さん(88)が強盗殺人・放火の疑いで逮捕されてから58年――事件の深層を丹念に解き明かし、袴田さんをめぐる人々の感動的な物語を描いたノンフィクション『袴田事件 神になるしかなかった男の58年』が仕上がりました。             拷問に近い取り調べて”自白“させられ死刑を宣告された袴田さんは、徐々に精神の変調をきたします。〈机のろうそくに火が点けられた。これが燃え尽きるとわたしは死ぬし、世界は滅びるのだと思っていた〉(1981年11月8日)。あまりの苦悩に苛まれた袴田さんは、次第に自分自身を「全知全能の神」と思い込むようになります。ジャーナリストの青柳雄介さんは、まだ袴田さんが獄中にいた18年ほど前から取材を開始。2014年に再審と釈放が認められてからは、静岡の袴田さんの自宅近所に移住して密着取材を続けてきました。作品の舞台裏を青柳さんが語ります。 

(聞き手:大石正輝・文春新書編集部)


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