
《1243》『循環器病』知っていますか?その他の病気も…
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【本日ご紹介した資料】
脳卒中・循環器病に関する国民の知識調査(第1報:病気の認知度について)
https://www.jsa-web.org/medical_event/7829.html
※COI(利益相反)はありません
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!
(匿名でも可能です)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけしの「心身健康ラジオ」より、循環器病に関する国民の知識調査についての解説を以下に要約します。
* **はじめに**
* 内科医のたけお氏が、最近発見した「循環器病に関する国民の知識調査」の第1報(2023年5月16日発表)について解説。
* この調査は、日本脳卒中協会と日本循環器学会(および日本循環器協会)が、厚生労働省の普及啓発事業の一環として実施したもの。
* **「循環器病」の定義**
* 「循環器病対策基本法」(正式名称:心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法)で定義される。
* この法律における「循環器病」には、心臓病や血管の病気(高血圧など)だけでなく、「脳卒中」も含まれる点が重要。
* 通常の循環器内科が主に心臓・血管を診るのに対し、この法律では脳卒中も包括的に捉えている。
* **調査の概要**
* 対象:15歳から79歳の男女1万人。
* 方法:インターネット調査。
* 内容:病気の認知度、症状、治療法、発症原因、健康情報の入手先、支援制度など多岐にわたる。
* **主な調査結果(図1:全体での各疾患の認知度 - 「よく知っている」と回答した人の割合)**
* **循環器病(脳卒中や心臓病の総称として):43.4%**と半数に満たない。話し手はこれにまず衝撃を受ける。
* **脳梗塞:49.5%**
* **心筋梗塞:47.7%**
* これら代表的な疾患ですら、半数の人が「よく知っている」わけではない。
* 「よく知っている」と回答した人に限定すると、各々10%前後に留まる。
* **狭心症:35.5%**(3人に1人程度)
* **心房細動、急性大動脈解離:共に27%前後**と3割を切る。これらは非常に重要な疾患。
* **一過性脳虚血発作(TIA):14%**
* **末梢動脈疾患(PAD):12.3%**と最も低い。
* 話し手は、国民の半数が脳梗塞という言葉すら知らない可能性があることに衝撃を受ける。
* **主な調査結果(図2:「循環器病」を「よく知っている」と回答した層〈687人〉における各疾患の認知度)**
* この層に限定しても、**心筋梗塞や脳梗塞の認知度は66%台**。
* **一過性脳虚血発作(TIA)は34.5%**(3人に1人しか知らない)。
* **話し手の考察と今後の課題**
* 全体的に国民の疾患に対する認知度が低いことに驚きを隠せない。
* 「循環器病」という言葉自体は比較的新しい法律に基づくため認知度が低いのは理解できるものの、個別の重要な疾患の認知度も低い。
* 今後、ラジオで個別の疾患について詳しく解説していく必要性を強く感じている。
* 特に心房細動など、有病率が高く重要な疾患の認知度が低いことは大きな課題。
* **その他**
* 調査は「がん対策基本法」と「がん対策推進基本計画」に似た構造で、循環器病に関しても法律に基づき基本計画が策定され、施策が行われていく流れ。