『《1237》肩こり、腰痛、頭痛…予防するには?』のカバーアート

《1237》肩こり、腰痛、頭痛…予防するには?

《1237》肩こり、腰痛、頭痛…予防するには?

無料で聴く

ポッドキャストの詳細を見る

このコンテンツについて

慢性痛予防マニュアルhttps://riomh.umin.jp/lib/painmanu.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医タケオがお送りする心身健康ラジオです。この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしたり、医療ニュースの解説などを行っています。今回は、先日まで開催されていた産業衛生学会で紹介されていた「慢性痛予防マニュアル」について詳しく解説します。このマニュアルは、一般社団法人日本運動器疼痛学会が2022年5月に発行したもので、全15ページ(内容は13ページまで)のボリュームがあります。まず、マニュアルの概要と目的ですが、作成には痛み関連の著名な専門家が多数関わっています。目次には、慢性痛の総論、首・肩の痛み(いわゆる肩こり)、腰痛、頭痛、作業関連痛、そしてケース別のQ&Aやセルフチェック、セルフケアの方法などが網羅されています。慢性痛の定義として、国際疼痛学会では「治療に要すると期待される時間の枠組みを超えて持続する痛み」とされており、基本的には3ヶ月以上痛みが続く状態を指します。これは生活の質(QOL)を著しく下げる問題です。2019年の国民生活基礎調査によると、1000人中100人から150人が慢性痛を抱えているとされていますが、実際にはもっと多いのではないかとタケオ先生は推測しています。慢性痛は労働生産性の低下にも繋がり、例えば頚部痛や肩こりだけでも1人あたり年間約5万円、1000人規模の会社であれば年間5000万円もの損失になると試算されています。各部位の痛みについて見ていきましょう。「首・肩の痛み(肩こり)」は、見逃されがちな症状ですが、国民生活基礎調査では女性が最も多く訴える自覚症状の第1位です(男性は腰痛が1位)。病院にかからずに痛みを抱えている人が多いのが現状です。原因としては、スマホやPC作業による不良姿勢、運動不足、逆に動かしすぎ、そしてストレスなどが挙げられます。ストレスは心身症の一つとしても考えられます。マニュアルでは「赤信号(レッドフラッグ)」という概念が紹介されており、特定の症状が見られる場合は、整体などで安易に対処するのではなく、医療機関を受診するよう促しています。「腰痛」も非常に多い症状ですが、その原因は多岐にわたります。自己判断せずに医療機関を受診することが重要で、中には重大な病気が隠れている可能性もあります。ここでもレッドフラッグに注意が必要です。「頭痛」も我慢している人が多い症状です。特に天気痛や、自己判断で「片頭痛だろう」と思い込んでいるケースも見られます。しかし、頭痛は適切に治療すればかなり改善するもので、特に片頭痛には様々な治療薬があります。こうした情報がまだ十分に世間に広まっていないのが現状です。「作業関連痛の予防」については、産業領域における腰への負担軽減策(腰痛対策)や、PC作業時の正しい姿勢などが解説されています。マニュアルの後半、12ページ以降は「セルフチェック」と「セルフケア」に多くのページが割かれています。特に頭痛に関しては、代表的な3つの一次性頭痛(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛)について、典型的な症状をチェックできるようになっています。また、セルフケアに関する情報も豊富です。しかし、重要な注意点として、セルフケアを試みても改善しない場合や、痛みが悪化する場合は、無理をせずに必ず医師に相談することが強調されています。実際、医療機関を受診せずに痛みを我慢している人は非常に多いのが実情です。慢性痛の治療には総合的なアプローチが必要であり、薬だけで解決しようとしたり、民間の代替療法のみに頼ったりするケースが見受けられますが、それが必...

《1237》肩こり、腰痛、頭痛…予防するには?に寄せられたリスナーの声

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。