
☆53 後進たちに昔の自分を見たあなたに捧ぐ【セキヤの漫画語り】
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このコンテンツについて
ーあなたもきっと読みたくなるセキヤの漫画語りー今回は、とよ田みのる先生の「これ描いて死ね」です。
「これ描いて死ね」1話試し読み▶︎https://gekkansunday.net/work/4740/
「ロストワールド」1話試し読み(前後編両方読めます)▶︎https://www.sunday-webry.com/episode/4856001361088569435
ロングインタビュー「Creator's Story とよ田みのる」▶︎https://www.comitia.co.jp/history/144creators.html
訂正:「ありす、宇宙(どこ)までも」中学生の話でした。すいませんね、漫画好きすぎてテンション上がっちゃって。
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【SAKAMOTO DAYSから考えるキャラクターの命】
「いわゆるJUMP漫画にあるような努力・友情・勝利の漫画は紹介しません!」なんて言っているが、読んでいないわけではない。ここ最近だとSAKAMOTO DAYSは全部集めて読んでいる。元殺し屋、殺し屋連盟、脱獄囚死刑囚集団が戦う話だけあって人がバンバン死んでしまう。バトル漫画であれば、まぁそういうことも許容できるというか、世界観の設定次第というか、倒す(必ずしも死んでるわけではない)イベントがないと話が進まない。
ただ、このSAKAMOTO DAYS。街中で戦うから、日常のなかでバトルが展開される。日用品や街に溶け込んでいる何気ない造形物が武器になっていったりというところに、面白さがあるのだと思うが、歩行者とか警備員とか、漫画の進行に関係のないいわゆるモブキャラがめちゃくちゃ巻き込まれて、死んでいくのだ。で、そこに必然性がないことにめちゃくちゃに引っかかる。
例えば「この敵は、とんでもないサイコな思想の持ち主で、その辺の人を人質にしたり手をかけたりする倫理観のかからもない外道」ということを示したくて、モブキャラが一方的にやられる。みたいな演出ならわかる。
が、サカモトデイズでは、本当に通りがかりの人が巻き込まれて命を落とす描写が、戦闘中にちょこちょこ差し込まれる。確かにそういう漫画も読んできたと思う。(デスノートとかわかりやすいかな?)でも、SAKAMOTO DAYSのその辺の描写にはどうしても必然性を感じないのだ。
かたや「これ描いて死ね」と、命をかけるほどの意気込みで創作に打ち込んでも、大成するわけではない、という虚しさや現実、そしてその救済みたいなことを示すことで、命の重さ尊さを表現する作品を読み、かたや物語の関係ないキャラクターが理不尽に消えていく作品を読んで、漫画における登場人物の命とはなんなのか。
そういう意味で、キャラクターの命は、物語の世界の上位存在(神)たる作者の倫理観に委ねられている、ということなのだろうか。。。
まぁこんなこと書いてますが、話の疾走感とかバトルシーンとかキャラデザとか好きだから、読むんですけどね!!!(セ)