『[5巻] ゴーストハント5 鮮血の迷宮』のカバーアート

[5巻] ゴーストハント5 鮮血の迷宮

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[5巻] ゴーストハント5 鮮血の迷宮

著者: 小野 不由美
ナレーター: 安國 愛菜
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このコンテンツについて

増改築を繰り返した結果、迷宮のような構造を持つにいたった巨大な洋館。長年放置されていたその館の周辺で行方不明者が相次ぐ。突然現れたナルの師匠という女性。彼女が持ってきた依頼は、長野県の山中にある広大な屋敷の調査だった。だが調査隊はSPRだけではない。日本中から名だたる霊能者や心霊研究家も集められていたのだ。尋常でないのはそれだけではない。館の内部や外部の構造を調べるうち、麻衣たちは建物のあちこちに不審な空洞があることに気づいた――。そして、事件は起こった。館にいる人間が姿を消し始めたのだ。徐々に明かされていく血塗られた館の過去。ゴシック趣味溢れるシリーズ5作。SPR史上最凶最悪の怪物が潜んでいる!?©Fuyumi Ono,2011,2021 (P)KADOKAWA ミステリー

[5巻] ゴーストハント5 鮮血の迷宮に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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映像化して欲しいくらい

巷の流行りの、おどろおどろしい、怖いだろう怖いだろう的な、こけおどしホラー映画蔓延中のジャパンホラー。
薄っぺらいお化け屋敷に飽食中に、いきなり出現した小野不由美さんの世界に圧倒されました。
恐怖・ホラーに対する緻密な描写と世界観、人物描写の軽快感。今まで知らなかった不明を恥じます。
今やってるスカスカの凡百のドラマの脚本をこの作品に取り替えたい。
もう遅いけど、映像化して見てみたい。
惜しいです。

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どんどん怖くなる

いけ好かなかった奴らの素敵なところがどんどん発掘されて、いよいよチーム渋谷サイキックリサーチとなってきたのが嬉しい。
途中、リン氏が日本人嫌いであるという場面が出てくるが、麻衣の解釈が現在の認識と合わずモヤっとした。単行本化で大分ぼやかしたつもりかな?麻衣は若者だし仕方ないと諦めた部分。

今回はウインチェスターハウスさながらの奇怪な建造物の中で巻き起こるシャイニングみたいな話という印象。
あんな目にもこんな目にも遭った麻衣のメンタルが強靭すぎると突っ込みたい。

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いやあおどろおどろしい(笑)

まいの声が可愛らしいのでそれほどではないですが、本気で怖がらせに来たら全部聴けるか不安なほどおどろおどろしかったです。映像化されたら絶対見れません。夜トイレ行けません。

ストーリーは安定の面白さ。数時間があっという間でした。前作の生徒会長君有能過ぎ(笑)

一点毎度ピンチになるけど間一髪助かる流れは流石にご都合主義過ぎるかなと。続き物の宿命といえばそうなんですが、死んだら困るまいとか◯子などがいくらピンチになってもどうせ坊さんが間に合うんだろうなーとしか思えない。
せっかく助からなくても致し方ない方々がうじゃうじゃいたんだからその方たちでそれはもうたっぷり存分におどろおどろしくやればいいのにー(笑)

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耳で聴く「死」の体験、その臨場感よ

4巻で倒れている自分を上空から見て、「死」を体感した麻衣。しかし、今回はその上をいきます。
これまでは、作風が明るくホラー的怖さが少ないため子どもOKと思ったが、5巻は子どもにはトラウマ必至の迫りくる「死」の描写があります。
音声のみだからこそ想像が膨らむ。音声書籍のメリットを感じる回。5巻は活字で既読の人も聴く価値あり。

いい大人が昼寝がてら目を閉じて本作品を聴いたが、心拍数はねあがるわ、夜に聴かなくて良かったと思うわで目が冴える始末(笑 そんなナレーションに☆5つ。

巻をおうごとに深まる絆や、徐々に明かされる主要キャラの素性は今回も健在。全7巻の構成ありきで1話1話すすんでいく、そこが「ゴーストハント」シリーズの魅力かなと。
「なにか物があれば信じていられるでしょ?」。優しさで命をつなぎとめたセリフが心に残った巻。文句なしにストーリーも☆5つ。

【余談】
小学生の姪っ子に“小説原作のマンガ”をプレゼントしたいと思い聴き始めた「ゴーストハント」。少女コミック雑誌の巨塔「なかよし」で連載していたとなれば有力候補…とおもいきやどうやら漫画版も「鮮血の迷宮編」は怖さが違うらしい。
当時連載中だった“おジャ魔女どれみ”や“カードキャプターさくら”を楽しんでいた読者層からかけ離れた作品だったためか途中で連載ではなく書き下ろしに変更。
それでも、作風を曲げずに最後まで原作リスペクトを貫いた漫画著者(いなだ詩穂さん)と講談社に感謝。でも、さすがに小学生に「鮮血の迷宮編」は渡せないよなぁ…笑

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綾子とまどかが同じ口調に

人数も増えてきて大変なのでしょうが、聞いていて誰だかわからなくなってきます

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こ、こわすぎる……

ホラー作品ばかり見てるからホラー慣れしてると思っていたけど、怖すぎて涙が出ました。

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原作でも漫画でもこの話が一番こわい

オーディブルだともっともっとこわい…お風呂に入りながら聞くとさらにこわい…あーこわい

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ストーリーは面白い、ナレーションも良い

ストーリーは面白いし、ナレーションも聴き取り安くてとても良いです。
ただ、1から聴いてるのですが主人公のキャラやリアクションが回を増すごとにどんどんうざくなります。
〝はにゃ?〟〝ほえ?〟〝うにゅ?〟みたいなリアクションがほんっとにキモいし、所々オタク腐女子的なリアクションの会話も受け付けられないし、行動も周りの足を引っ張って出しゃばるワガママとか、、初期はこんな酷くなかったのにな、、とウンザリします。
ナレーションの安國さん、オーディブルの中でも大好きな方なのですが、オタク腐女子の再現が上手すぎて余計にイライラします。
主人公が苦手すぎて次を聴くか迷いますね。

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声優一人では無理がある

このシリーズは多くのメインキャラクターが登場する作品で、声優一人で演じ分けるのは無理があります。
ナレーターは可愛らしい声の方なのですが、少年系以外の男性キャラクターの演技には無視できない違和感がありました。
これは声優さんの技量というよりもキャスティングをケチった結果だと思います。
好きな作品がこのような事情で損なわれるのは残念でなりません。

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