『青の炎』のカバーアート

青の炎

(KADOKAWA)

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青の炎

著者: 貴志 祐介
ナレーター: 丸山 雪野
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このコンテンツについて

櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との3人暮らし。その平和な家庭に、母が10年前に別れた男、曾根が現れた。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意した。自らの手で曾根を葬り去ることを……。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。(C) Yusuke KISHI 2003 カバー:清野陽平(KADOKAWA) ホラー ミステリー
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崖っぷちにどんどん追い込まれていく臨場感、途中で読み手の心をがっちり掴む物語構成、それでも絶望へと真っ直ぐ進む若い命を見つめるだけというのは、欠陥を感じてしまう。本は心の栄養、読後ほんの少しの希望があってこそ「(選んで)よかった」と思えるのではないだろうか。★⒊5

希望のない力作

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ミステリーのカテゴリーであるが、むしろ青春小説として読める。主人公がせつないほど良い子なのだ。その知性と優しさと努力を向ける方向が違っていれば、と願うが、それができないことが若さなのだ。

純粋である悲しさ

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個人的に、この作品は最後が全てだと思っている。

ストーリーは実にシンプルだ(⭐︎3.0)。殺人の犯行に関しては細かい細工がところどころに光るが、他は何の捻りもない。ただそのシンプルさが高校生の若くて真っ直ぐなエネルギーを際立たせる。

はじめはテンポよく聴けたが、終盤になっての主人公の随分呆気ない敗退に拍子抜けした。若干、裏切られた感さえあった。
が、なぜだろう?最後に何とも言えない喪失感が残った。山田かまちの詩や尾崎豊の歌を思わせる、痛々しいまでの透明さ。炎の青は青春の青。未熟で、寂寥で、熱い。

高校時代に見上げた、胸をすくように美しく、苦しい空を思い出した。
ミステリーとしては3.8 青春小説としては4.8。よって総合点は4.3。

ミステリーとしては3.8、青春小説としては4.8

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自信に溢れたキレキレの高校生の心と身体が崩れていく。後半はそんな姿が本当に辛かった。どうかどうか幸せになってほしいと祈ったけれど‥
ただ、自分が高校生の頃こんなに大人だったかなと、始終考えてしまった。時代のせいかな?

心がギュッとなる

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主人公が緊迫する場面で読者側も心臓がバックバックさせられるような作品

緊張感が直に伝わってくる

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主人公知識量、行動力、人柄がとても高校生とは思えないくらい凄すぎて驚いた。

でも、気になったのはそれくらいで内容は素晴らしいです。自分のお気に入りの一冊です。

主人公が天才過ぎる

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読後、湘南の国道を走る気持ちが塞いでしまうほど過酷でつらい。映画を観て映像を残したくないくらい厳しい話。しかしながら途中で放り出すことはできません

雨の日と月曜日は

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ナレーションが上手いのに加え、声が丁度よい音域のため物語に没入できた。淡く脆い青春物語として聞いていたのは私だけじゃなかったと思います。結末は悲しく虚しさを感じましたが主人公の心の成長が描かれていたことが救いかなと私は思います。本作おすすめします。

心えぐられる良作

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初めて見る形式のストーリーでした。登場人物も魅力的で、ストーリー展開にも引き込まれ、ラストも魅力のある内容でした。貴志祐介の作品は、ホラーばかり観てましたが、このような作品も書くのだと、懐の広さを感じました

面白かった

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主人公が不憫で何度も途中で聴くのをやめようと思った。読む(聴き続ける)のがとても辛かった。
最後のシーンは本当にやるせない。
せめて、居候の死期がわかっていれば…。
悔やまれる

やるせない

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