『遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎』のカバーアート

遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎

(ブルーバックス)

プレビューの再生

Audibleプレミアムプラン30日間無料体験

プレミアムプランを無料で試す
オーディオブック・ポッドキャスト・オリジナル作品など数十万以上の対象作品が聴き放題。
オーディオブックをお得な会員価格で購入できます。
30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎

著者: 中屋敷 均
ナレーター: 下妻 由幸
プレミアムプランを無料で試す

30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

¥3,000 で購入

¥3,000 で購入

このコンテンツについて

2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか?
 本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。
©中屋敷 均 (P)2022 Audible, Inc.
科学
すべて表示
最も関連性の高い  
筆者自身も含め、遺伝子とは何か、という問いに生涯を懸けて取り組んできた人々のそれぞれの答えが示されていき、メンデルの時代から現代まで非常に興味深く探求の歴史を追体験できる。時代が下るにつれ難しくはなるが、前提知識がほとんどなくてもなんとかついていけた。

面白い

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

素人ながら、生物学に関する書籍を読み漁っている身としての感想。
副題に興味を持ったので聴いてみたが、主題通りの遺伝子研究史の書だった。

しかしながら、単純に時系列に沿って紹介するのではなく、文脈や言葉の端々に著者のスタンスが透けて見えてそれなりには楽しめた。
かと言って内容は決して平易では無いので、「遺伝子に興味があって調べ始めた」ぐらいの方々に向いているだろう。
個人的には、「終章」が興味深かった。

ナレーションは声が明るく、カタカナ専門用語が多い本書を最後まで聴き続ける気力をもらえる。
それにしても、遺伝子に関する書はカタカナとアルファベットが多くて、(好きなんだけど)苦手である。
なんとかならんかなぁ。

サブタイトルに引きずられないこと

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

エピソードや実験などが各所に織り込まれており、素人でも面白がることができた
序盤に出て来たフランクリンの偉業について初めて知った
彼女の情報を利用したヤツらにムカつき久々にあちこちで情報を集める作業をして目が冴えた自分に少し笑った

未だ未知の遺伝子

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。