『湯女の櫛』のカバーアート

湯女の櫛

備前風呂屋怪談

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湯女の櫛

著者: 岩井 志麻子
ナレーター: 安國 愛菜
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このコンテンツについて

江戸時代初期、備前岡山城下の風呂屋・和気湯に、天女のような湯女がいた。名はお藤。その美貌と諸芸は群を抜き、なぜ下世話な風呂屋にいるのかという人々の疑問はもっともなことだった。だが、お藤はけっして身の上を語ろうとはしない。元藩主のご落胤とも朝鮮王族の血をひくとも囁かれるお藤は、いったい何者なのか――。妖しき湯女は、夜ごと男の伽をしながら、寝物語に不可思議な話をはじめるのだった。圧巻の時代怪談!(C) Shimako IWAI 2011 カバークレジット:清野陽平(KADOKAWA) ミステリー 幽霊

湯女の櫛に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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たまらん!

ほらー?御伽噺?ただ、ただ聞き惚れる。ナレーターも大好きです。これからも、追っかけます!

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御伽噺はAudibleと相性が良い

岩井志麻子に騙されてはいけない。
ヒョウ柄おばさんは世を忍ぶ仮の姿、みんなを楽しませる為のピエロの衣装、
みんなこれが好きなんでしょ~?のセクシー女優の演技。
但し自称「岡山の黒アワビ」発言には、流石の私もオエェ....!ではある。

岩井志麻子はいわゆる普通の小説家ではない。
現代に蘇った「御伽衆」のひとりであり、高等遊民や有閑マダムの退屈退治の連れである。
御伽噺はAudibleと相性が良いと思われるし、実際、何度聴いても飽きない。
「岡山舞台もの」全てと岩井版「雨月物語」は是非にAudible化して貰いたいものではある。
異論は認める、一般的な需要は無いかもしれない。
私も彼女の現代もの、恋愛ものには一切興味無し。
岩井自身も常々「隙間産業」を自認しそう発言している。
万人受けは端から眼中にない。
「岡山舞台もの」これら作品群は、共に隙間を愛で、見世物小屋をwkwk覗き見る
好事家へのご褒美であり、ジャンクなおやつ。
好き嫌いはご勝手に。
えぇえぇ、私は好きですとも、もぅドップリですよ。

それにしても第三話「死の彷徨」
古株の湯女フナ姐さんに取り憑いたのが
カスティーリャ女王 狂女フアナとは・・・やられた!
「女王フアナ」のDVDと本買っちゃったもんね。
知識は広がり興味は深まる、リンク リンクでどこまでも。

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岡山弁が癖になる

全く展開は読めない、それに尽きる。

本作は語り口調で進行されるがそのどれもがホラ話、つまりは作り話である。

フィクションの中にフィクションを混ぜこみそのどれもが聞いたことない話ばかり

面白いかと聞かれれば頷けない

だがなぜかつまらなくはない不思議な話

岡山弁が心地いいのか湯女のおふじの仕業か

ホラ話のデパートに迷い込む類のない作品

総じて素晴らしいと言える作品である



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可愛らしくも嫌味のないナレーション

とても可愛らしく落ち着いた声で怖い話を聞かせてくれるのでずっと聞いていられます。

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読後が最高、お酒が旨い

こういう最後か。私の中でおふじさんは生き続けています。余韻のある作品でした。素晴らしい。

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引きこまれる

いつもながらの岩井志麻子の引きこまれる小説。風呂屋もそこに生きる女たちも目の前に浮かび上がるかのようだ。なによりそれをさせているのは見事なナレーション。艶っぽい声から恐ろしい声まで何役も魂の入った声を演じられている。素晴らしかった。楽しめました。

しかし、章と章の間に全く余韻がなく、音声が途切れる印象。プロデュース側の雑な最終工程だけが一点残念だ。

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内容は面白いのだが

ナレーションで各章の間の間(ま)の取り方が悪いので聞き辛い。話が面白いだけに残念。

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not for me

常々Audibleは内容よりナレーションで選んだ方がいいと考えていたので、安國愛菜さんを頼みに選んだのだけど、内容がつまらな過ぎてついにその方針の修正を迫られた。そんな一冊だった。あくまで個人的な感想だけど、これはフレーバーテキスト的なものであって、小説の要件を満たしていないとすら感じた。

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