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市朗怪全集 四十九
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ナレーター:
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中山 市朗
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著者:
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中山 市朗
このコンテンツについて
カブトムシ (13分)
ある少年が家でカブトムシを飼っていた。立派なカブトムシであったがある朝いなくなっていた。しかし虫かごの蓋は閉まったままだし逃げ出した形跡もない。ただ夜中に何かをバリバリ食べる音がしていた。
翌日、クラスの気弱そうな男の子からカブトムシをせしめてかごに入れておくと、また同じことが起こった。そしてある夜、信じられない現象を目の当たりにする。
カブトガニ (16分)
3人の女の子が小学校からの帰り、道に出来た水たまりにうじゃうじゃと小さい生物が泳いでいるのを見る。すくって給食用のナイロン袋に入れて家に持って帰ってバケツで飼うことにした。
ところが翌朝、バケツには水があるだけだった。同時に持って帰った2人のそれもいなくなったと言っていて…。
大きな布団 (15分)
ある大学生が夏休み期間に土木現場のアルバイトをした。現場に携わる男たちは宿舎に泊るが、彼は学生なので実家からの通い。だが、夕食は宿舎の食堂で済ませていた。ある夜飲み会があって、そのまま宿舎で男たちと雑魚寝をすることになる。
夜中に目覚めてトイレに行こうとしたが、どこにあるのかわからない。迷っているうちに妙な部屋に入り込んでしまった。
他、
イサムちゃん (12分)
大黒柱 (40分)
白い手 (7分)
中山 市朗(なかやま いちろう)
作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋~あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。
怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。©2025 Ichiro Nakayama (P)2025 panrolling
市朗怪全集 四十九に寄せられたリスナーの声
総合評価
ナレーション
ストーリー