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  • 夢殿(小学館の名作文芸朗読)

  • 小学館
  • 著者: 楠山 正雄
  • ナレーター: 栗原 康子
  • 再生時間: 24 分

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『夢殿(小学館の名作文芸朗読)』のカバーアート

夢殿(小学館の名作文芸朗読)

著者: 楠山 正雄
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あらすじ・解説

【小学館の名作文芸朗読】 聖徳太子は、仏教を日本にひろめた偉大な皇子である。生まれる前から、母の夢に金色の光を放つ坊さんが現れ、お告げがあった。太子には数々の伝説がある。甲斐国から贈られた馬に乗り、空を飛んで日本中を巡ったこと。中国の衡山寺に魂が飛んで、法華経を取ってきたこと。片岡山で貧しい旅人に紫の袍をかけ、歌を詠んだこと。その旅人が後に亡くなると、棺から香りが立ち、太子の慈悲が讃えられた。最期の日、妃の膳夫の君と共に夢殿に籠り、安らかに息を引き取った。その時、衡山から取ってきた法華経も忽然と姿を消したのであった。
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