城の中の城(P+D BOOKS)
(小学館)
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ナレーター:
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紅林 伽奈
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著者:
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倉橋 由美子
このコンテンツについて
二人の子供の将来を案じながらも、棄教か離婚かの選択を夫に突きつけ、夫婦の間で“宗教戦争”が勃発するのだが――。
生涯“物語文学”を追求し続けた倉橋由美子が、禁じられた愛や夫婦交換をキリスト教を背景に描き、知識人階層を鋭く風刺した問題作。倉橋文学後期の傑作「桂子さんシリーズ」の第二弾。
©2018 Sayaka Kumagai (P)小学館
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- shao113
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文章を聞くように
元々倉橋先生ファンなので、バイアスが強いと思うが、マンガのようなストーリーをやや硬質の文体で描いているのが大変よろしい。ニタついてしまう。
現在この作品を強いて宣伝することは、いろいろと差し障りがあるが、時々コッソリ取り出して読みたい作品。
ナレーションも、最初ちょっと声が高いかなと思ったが、すぐしっくり来た。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- わん
- 2024/01/30
めちゃくちゃ面白い。けど不快。
無能か怠惰を問題にするならば、非力、科学力・武力・知力・財力の欠如、も問題では?本人がいかに文化的有能をうたったとしても金も力もなく親や夫や他人の庇護に甘えているなら神に甘える人たちをどうして断罪できるだろうか?(このへん作中にでてくる「銀行口座を信仰する人」の描写など本人もわかってて無視してるのではと思った)
とか反発は抱きつつも、圧倒的な筆力と作者の強い意思力に圧倒され陶酔させられる。夢の浮き橋のファンでもあるが、ますます好きになったわ。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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