『ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス』のカバーアート

ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

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ルポ 秀和幡ケ谷レジデンス

著者: 栗田 シメイ
ナレーター: しぐれさみだれ
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このコンテンツについて

「東京渋谷区の一等地に、とんでもないマンションがある―」
すべては、一本の電話から始まった!

マンション自治を取り戻すべく立ち上がった住民たちの闘争1200日

 新宿駅からわずか2駅、最寄り駅から徒歩4分。都心の人気のヴィンテージマンションシリーズにもかかわらず、相場に比べて格段に安価なマンションがあった。
その理由は、30年近くにわたる一部の理事たちによる“独裁”管理とそこで強制される大量の謎ルールにあった。

身内や知人を宿泊させると「転入出金」として1万円の支払い、平日17時以降、土日は介護事業者やベビーシッターが出入りできない、ウーバーイーツ禁止、購入の際の管理組合との面接……など。
 過去、反対運動が潰された経緯もあり住民たちの間に諦めムードが漂うなか、新たに立ち上がった人たちがいた!!
 唯一の闘いのカギは「過半数の委任状集めること」。正攻法で闘うことを決め、少しずつ仲間を増やしていくが、闘いは苦難の連続だった……。

マンションに自治を取り戻すべく立ち上がった住民たちのおよそ4年にわたる闘いをつぶさに描いたルポルタージュ。©2025 Shimei Kurita Published in Japan by Mainichi Shimbun Publishing Inc. (P)2025 MEDIA DO Co.,Ltd.
社会学

ルポ 秀和幡ケ谷レジデンスに寄せられたリスナーの声

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圧巻。これは社会派ノンフィクションの到達点

これは本当にすごい一冊だった。
緻密な取材に裏打ちされた描写の数々から、筆者の執念と責任感が伝わってくる。
個人的には、今まで読んだノンフィクションの中で圧倒的な一作だ。

人にとって、安心・安全な生活が脅かされることほど深刻な問題はない。
その「日常の基盤」が、まさか日本という平和な国の、しかも都心の分譲マンションで崩されるとは。
本書は、我々が当たり前だと思っている「住まい」という共同空間に潜む脅威と、その構造的な背景を浮かび上がらせる。

ただのマンション管理のトラブルでは終わらない。
ここには現代の都市社会が抱える「無関心」「構造的権力」「声をあげることの困難さ」が凝縮されている。

住まいを持つすべての人に読んでほしい、重く、しかし読む価値のある一冊。

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これは現代日本の話か?戦時中?と疑う話

これはクーデターの話である。

住民の過半数の票を集めることがこんなに大変で多くの犠牲を払わなければ達成できないことだなんて思ってなかった。

1マンションのゴタゴタ話だと思ってたら大間違い。これはまさに戦争だし、社会問題の縮図のようなものがここにある。

個人的には最後に語られるラスボス的存在の人の変容が面白かった。
真面目で責任感が強い人が行き過ぎるとこうなるってところはわかりすぎる。
本人も正義感でやってるから意固地になってしまう。
面白かった。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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